§ 山根式袋ファイルへの変換 §

 

 書類の整頓には、ほとほと疲れ果てた。

 仕事柄書類は集まるのだが、それ以外にもセミナーに参加した資料類、各所研究会の通知、各教科ごとの指導法覚書、教科外の分野にも書類は山積する。新聞記事もとっておきたいものがあるし、自分で書いた論文も数が増す。とにかく、大量のファイルは数を増し、検索に手間取るばかりになっていった。

 

 過去にそれらを整頓しようとしたことは何度とある。

 とにかく、世の中にはそうやって書類の整頓に困っている人が多いのか、ファイリング製品はやたらと多いのだが、いざ使おうとすると金がかかりすぎたり、案外不便だったりして長続きしそうにない。

 

 ノートに貼ったり整頓するためにコピーしていったこともある。(わざわざ家の仕事でコンビニにコピーに行かなくても良いように、私の仕事部屋には数年前からコピー機がある。)しかし、実際には無理であった。今度はノートの整頓と検索ができないのだ。

 

 一世を風靡した、東京大学の野口教授の野口式ファイルも行った。

 カインズホームにいって角2の封筒を大量に買い込み、それにとにかく書類を入れたら日付と表題を書き、棚に並べていくのだ。使ったら端に持ってきて、使わないファイルはどんどん反対の端にたまっていくという理屈であった。最初は都合が良かったが、ファイルの数が100を越えるころ、検索が大変になった。この方式は時間軸で並べていくので、難しいのだ。

 

 結局行き着いたのは、山根式袋ファイルだった。

 「スーパー書斎の仕事術」 文春文庫 山根一真 380円 ただし絶版に詳しい。どうしてこの本に行き着いたのかは省くが、とにかくよさそうなのである。山根氏というと「メタルカラーの時代」でおなじみだが、提唱した山根式袋ファイルは角2封筒を用いたファイリング方法である。

 方法はいたって簡単、袋の左端に3文字でキーワードを書くのだ。たとえば、縄跳びの指導案だけが入った封筒は、上から ナワト 縄跳びの指導 と書いて置けばいい。日付もあると都合が良いので、その下に、 03 05 13 などと自分でわかりやすく日付を書いておけばいい。

 そして、本棚に50音順に並べればよいのだ。

このファイリングの利点は検索の早さにある。

私はそれからとにかく手当たりしだいその袋に詰め込んだ。

サインペンもペンてるのサインペン、古くからある水性のものだ、あれを本に書かれている通りに使っている。

やはり、経験者の言うことというのは、我流をいれず素直に聞いて追試してみるものである。

平成158
小倉敬教育実践研究ホームページ

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