自分たち夫婦が家を建てたいと思ってから、家について調べたり住宅展示場へ見学に行ったりしていましたが、希望と予算が全く擦り合わず、2度はマイホームを諦めていました。

尾日向さんに出会ったのは2018年のことでした。パソコンで自分が好きなワードを画像検索していた中に、尾日向さんが手がけた建築がヒットしました。他の実例集も見て、自分たちが考えている雰囲気に近いものもあって、メールをしてみました。
安曇野の仕事が多いことから須坂でも対応していただけるのか心配でしたが、アウェイ感がないとの返事をいただきました。
直接、尾日向さんと話をさせていだだいて、雰囲気だったり、考え方などを聞いて、建築家に対する勝手なイメージ(取っ付き難い、独創的など…)とは、良い意味でかけ離れた印象の尾日向さんでした。
いろいろ悩みましたが尾日向さんに依頼することにしました。

まず、自分たちの家に対するイメージや希望など箇条書きにして尾日向さんにお伝えしました。その話をもとに、1ヵ月後にプレゼンをしていただきました。
それまでいろいろな住宅展示場などを見て回りましたが、イメージや希望とかけ離れていることが多かっただけに、プレゼン案を見てびっくりしました。
希望がバッチリはまって、イメージがカタチになった3Dの模型は、生活しやすさ+カッコ良さ!!で、文句なしでした。
ハマり過ぎていて『あーコレ コレだよ』って感じで思わず夫婦で顔を見合わせてしまいました。修正してほしい所もなく、ほとんど文句も言わず、逆に大丈夫なのか?と不安になるくらいでした。
そして予算も無理がないようにしっかり配慮していただき、予算も希望も叶うマイホームが建てられるなんて、感激しかなかったです。

子供が生まれる前と言うこともあり、打ち合わせにはかなり時間はかかりましたが、打ち合わせごとにイメージしていたよりもより良い提案をしていただき、毎回の打ち合わせが楽しみでもあり安心感もありました。
また助成金の事や他の制度等について調べていただき必要時は提案していただけました。
実際に家を建てるには色々な手続きやら検査やらがあり、素人の自分たちにはわからない事ばかりでしたが、尾日向さんが全て代行してくださり、いっさい心配することはありませんでした。

建て方をしてからは1週間に1度の定例会議がありました。家づくりの過程は、何が良いのか、そうではないのかもわかりませんでしたが、尾日向さんが現況をわかりやすく説明していただき、妥協する事なくとことん話し合って、現場監督の酒井さんと棟梁の大島さんと決めていただける事、この過程がとても安心できました。
定例会議という週1回の機会は自分の要望がリアルな形となっていく過程を間近に見れて、とても楽しく感動的で、家づくりに関わってくださっている尾日向さん、現場監督、棟梁と、やりがいを感じれる日々でした。
設計の打ち合わせでは気が付かなかった細かい部分も定例会議で決めていけました。実際の家を見ながらサイズ感や色合いなどのイメージもつきやすく決めやすかった?です。結局、尾日向さんのオススメを聞いてそれをチョイスしていた気もしますが…。そのアドバイスがなければ自分たちだけでは決めることも多く、決めきれず血迷っていたと思いますが、オススメはまず間違いないです。
おかげで念願の理想の家が出来ました。

ひと言で『大満足』です!!

家は3回建てないと理想の家にならないと良く聞きますが、住居の快適性、デザイン性と本当に満足です!!
まだ約2年しか住んでいないですが、暑い日も寒い日も快適に暮らせています。そして素敵過ぎる我が家に惚れぼれしています。
今のところ「こーしておけば良かった。こーしたかった」なんて思った事はありません。
生活の質は上昇し続けています。
今後、年を経るごとに味わいが増して、いつまでも残っていく『須坂の曲り家』になれば良いなと思っています。(蔵の町に敬意を表した外観も気に入ってます。)

尾日向さんに出逢えて本当に良かったです!

これからも末永く
よろしくお願いいたします。