引っ越してから早3ヶ月、ようやくまとめにとりかかることができました。

私とおびなたさんとの接点は、私が5年前に音楽家・渡部力也先生の元でギターを習い始めた事でした。その先生の家があまりにもカッコよかったのです。その 後、マイホーム建設を決めた私たちは、先生から紹介された「尾日向辰文」という設計士の作品を何棟か見学し、確信をもって設計を依頼しました。

いい加減な私たち夫婦は、いくつかの希望をヒアリングしてもらい、あとは全面的におびなたさんに任せることにしました。最初に提示されたマスタープランは、予算を考慮しいつくかの希望は削りながらも、予想もできなった素敵なマイホームを期待させるものでした。
その後の打ち合わせにあたっては毎回息子(当時2歳)を必死で寝かし、着工前には工務店の変更、大幅な減工、さらに第3子の妊娠というハプニング。プラス1回の引っ越しと仮住まいでの出産を経て、ついに我が家が完成しました。

できあがった我が家は「素敵」と「快適」の二言に尽きます。
外から眺めても、中で過ごしても本当に素敵で惚れ惚れします。そして室内は本当に暖かく快適 で、陽の出ている日中は暖房なしでも暑いほどです。子供たちも(彼らにしては)広い子供部屋と、やたらと広い庭を楽しんでいるようです。
作ってもらった念願の楽器コーナーは、現在は子育てに追われ、とても自分で楽しむ余裕はない上に、子供が大きくなってきた頃には、彼らの勉強スペースとし て明け渡す必要がありそうです(涙)。今回作れなかった和室の増築と合わせ、次の手だてを考えるべく、仕事に励みたいと思います。

先日、新居にて無事新年を迎えることができました。
引っ越しの多かった私にとっては感慨深いものがありました。
おびなたさんと宮澤建築のみなさん、本当にありがとうございました。

2013年1月