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安曇野の別荘地の、土砂災害特別警戒区域に指定された北斜面に建つ、露天風呂と暖炉の小屋です。
この小屋の役割は、 気持ちよく 風呂に入って 火を焚いて 眠ること。
土砂災害特別警戒区域内の建築は、土砂災害により作用すると想定される衝撃等に対抗するコンクリートの壁で居住部分をガードしないといけません。 そこで、想定される土砂の高さが2.5m以下になるラインに沿って2.5mのコンクリートの防御壁を建て、壁の内側に面して暖炉をつくり居住空間とし、外側に風呂をつくり露天風呂としました。 壁の上は居住空間と吹抜で一体に繋がるロフトで、南に開いた大きな開口で、採光と通風を得ます。 |
| >> 計画案 |
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アプローチから見る全景。
圧倒的な自然の中に建物を据えるのに当たり、造形がきわだついたって単純なカタチにすることで環境との調和を図りました。 外部からは、コンクリートの防御壁の存在を感じません。 |
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建築前の敷地の様子。中古の別荘の建てかえです。 建築工事に先立ち、敷地内の桧や赤松の大木を全て伐採して、広葉樹林へ樹種転換を図りました。 伐採した桧や赤松は、板に挽いて建物の内外装に使用しました。 |
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露天風呂 供給される温泉の温度が高くないので、お湯を冷まさないように浴槽を断熱材で保温してタイルで仕上げました。 |
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暖炉は、コンクリートの防御壁の内側のコーナーに、椅子に座ったときにちょうどいい高さに、コンクリートの防護壁から跳ね出すように設置しました。 炉の部分は耐火煉瓦を積み、笠と煙突は鉄板でつくりました。 暖炉の設計は初めての経験なので、セオリーに沿って各部分の寸法を決めました。
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暖炉は、設置した当初よりよく燃えましたが、その後、施主の手によって様々な工夫が重ねられ、カスタマイズが進んでいます。
遊び心で、コンクリートの杉型枠の目地割りと赤松板の内壁の板割りの目地を一致させていますが、ほとんど気づいてもらえません… |
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板の間。
伐採した赤松で、床板、内壁板、外壁板などの仕上げ材のほとんどをまかなうことができました。 伐採した桧で、建具枠、棚板、手摺りなどの造作材のほとんどをまかなうことができました。 |
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流し台と冷蔵庫と洗濯機
暖炉が調理用の熱源となります。 そのため、シンク以外の調理器具は備えていません。 温泉が供給されているので、給湯設備も備えていません。 |
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2.5メートルのコンクリートの防御壁の上にロフトをつくり、暖炉のスペースを奥まったニッチのような雰囲気につくりました。 |
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ロフトからバルコニーを介して南の斜面に繋がります。 木製の建具で、全開できる幅の広い掃き出しの窓により、採光と通風を図ります。 |
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狭い穴蔵のような所にもぐり込んで眠るのが好みとのことで、ロフトの隅が就寝スペースになっています。 |
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外壁に覆われた大きな軒下空間を設けました。 雨や雪を避けた玄関ポーチとなり、外収納となります。 |
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