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土台敷き

建て方に先立ち土台を敷きます。材種は耐腐朽性の大きい米ヒバ材です。
基礎パッキン工法により基礎から土台を浮かせて設置することで耐久性は格段に向上します。
有害な薬剤処理はできるだけ抑えたいと思います。

建て方

工場で加工された部材が、現場でてぎわよく組み立てられます。
木材の刻みはプレカットが主流になり、その適応範囲も拡がりました。施工の合理化のためには、部分的に手加工で補いながら上手にプレカットを採用していくことが、必要でしょう。

垂木かけ

柱の垂直を出し、仮止めの筋違いを打ち架構を固めた後、棟を上げ垂木を掛けます。
多くの柱や梁が現しになる構成のため、接合金物のひとつひとつについて取り付け方法などを工夫して、センス良く組み上げることができました。

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上棟式

棟が上がり建て方が一段落したところで簡単な祭壇をつくり、上棟式です。棟梁がとりしきり、工事の無事や永く新屋に災禍のないことを祈り、上棟を祝います。
施主も職方も設計者も、そして建物自身にとっても、みんながみんなの晴れ舞台ですね。

屋根下地完成

建て方に引き続いて屋根の下地をつくります。軒先が決まり野地板が葺かれると、建物のかたちがはっきり見えてきます。屋根は外観を印象づける大きな要素です。
木造の住宅は、しっかりと軒の出たシンプルな切妻屋根が、いちばん合うと思います。

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