子宮捻転整復チューブ
のうさい北佐久 中津清隆

ただの太いゴムホースです。
子宮捻転は多の家畜に比べ牛に多い疾病で、子宮が縦軸に沿って右側または左側に回転し、分娩開始時に多く発生し難産の原因となります。
捻転の度合いが軽く子宮頸管が開いているときには、胎児の足にかけた産科チェーンに棒を付けて捻ることにより胎児を回転整復する方法を行ってきましたが、産科チェーンが産道の周囲に絡まったり、これをさけるためチェーンの延長に棒を使うと、牛房の狭いところでは使いづらかったりします。
子宮捻転整復チューブはこの問題が全くありません。
便利なところ:産道内に産科チェーンが絡まらない。
牛の後部が狭いところでも自由に方向を決められる。
使えないところ:捻転の度合いが強く子宮頸管が全く開いていないときには使用不可。
【使い方】
産科チェーンを胎児の両足にかけ、そのチェーンにこのチューブをかぶせるように奥に入れる。
チェーンが産道の外まで出ないときにはチェーンの先にもう一本チェーンを繋げる。
棒をつけて捻転反対方向に回転させ整復する。