普通のドイツスズラン

「Dorien」

ピンクスズラン
左はピンクスズラン。ドイツスズラン(Convallaria majalis)とは種が異なり、Convallaria rosea。花も、日本スズランのように小さめで、粗くついています。葉も同様に細め。
肝心の色はというと、まあ嘘ではないな、という程度のピンクです。全面ピンクというより、ピンク色の筋がたくさん入っているという感じです。切花は、珍しいので高く取引きされているのですが、それほどきれいなものでもありません。普通のドイツスズランを、着色剤で水揚げしたときのほうがきれいだったかも。

左が普通のスズラン。花は葉の下に潜ってしまいます。
右がDorien(ドリーン)。写真ではよくわからないかもしれませんが、花丈が30cm(これは長い!)くらいあり、葉の上から5cmくらい飛び出しています。ドリーンの畑を遠くから見ると、真っ白に見えるので一目瞭然です。
花嫁さんのブーケによく使われるスズランですが、「ドリーン」の登場で、より使いやすくなるのではないでしょうか。