スズランの植付けが始まりました。春の大仕事の第一弾です。
昨年の秋に掘り取ったスズランの芽は、花芽(花がつく芽)と葉芽に選別され、花芽は1月から3月にかけて鉢植えや切花などに用いました。残った葉芽は、一部植栽用やガーデニング用などに売られたほか、こうして再養成されて花芽に成長させます。3年間、畑で養成して、再来年の秋には再びほりあげるのですが、その間、除草など管理は大変です。他のスズラン産地でも、高齢化などにより栽培面積は減少しているようです。

背景の一段下では促成用の桜(うちのではありません)が満開、その向こうには残雪の山々がきれいです。これからは菜の花がきれいなシーズンです。5月の連休には、菜の花祭りも開かれ、ちかくの菜の花の丘は大勢の観光客やカメラマンでにぎわいます。今年はゴールデンウィークにちょうど良い咲き具合になるのではないでしょうか。どうぞお出かけください。