鋳金雑学                                                                                        

1. ブロンズパレット 

地金(銅)の特質を生かした色つけ方法 

内    容

a.青銅
b.朱銅 c.黄銅

a. 緑青→10円玉のさびと同類                       
b. 朱銅 地金を赤熱後妖変を出す       

c.黄銅 表面を磨き上、そのまま色      

 d.純銀 e.響銅(さはり) f.鋳ばなし

d. ジュエリー・食器等用途は繊細で幅広い   

e. 響銅(さはり)たたくと良音が出る      
  半鐘古時計など鳴物に使う   
      
f. 鋳造後、粗研磨を施した状態                 

 地金に手造りの色を重ねていくもの   

h. 稲わらをいぶしながらススを塗付
  漆黒にする
i. 日本酒に釘を入れ3年位寝かす(鉄漿)

j.鋳肌凹凸部分に色を刷き 拭取
                     

h.藁いぶし i.おはぐろ j.埋め込み


2. 鋳物にみる金文字三種  
   陽銘文字 ・ 刻銘文字 ・ 蝋型文字
 

用 途 ・ 内 容
陽銘文字  凸字
 左は江戸後期・柄鏡(持ち手のある銅鏡)にある陽文字
 型を作って本体ごと表わす。 「上嶋和泉守」と銘
    
     応用例  梵鐘 硬貨(機械) など
刻銘文字  凹字
 タガネの角度を自在にあやつり刻む
 左写真は昭和初期・花器の底に刻まれた刻銘文字
 本体完成後作者の落款として刻す。「湧清作」の銘
             
      応用例  落款  刻印(機械) など
蝋型文字   凸字
 板状の蝋を加熱してヘラで文字を切込 。
 平面の蝋上に一文字づつ貼付、板原型とする
 周囲を鋳物用土(肌土−紙土-粗土)で包ん鋳込む。
 原型は焼けきり、一品制作となる。      
 
      応用例  表札 鋳文字板 碑文  など                

                           100210 New