LAST−REPORT

 こんにちわ。一ノ瀬雛姫です。
 今回の<カタナ狩り>事件。実はかなり複雑なウラが存在します。この中間報告で述べられている事は、真相のほんの一部に過ぎません。
 では、その真相とは?
 一度しか言えません。よく覚えて下さいね。

 実は、「ハイパードライヴ」の完成にどうしても必要なICチップは、GCI技研第6研究室長の佐久間長俊がCCCに潜り込ませた、産業スパイから調達したモノでした。
 しかも、その数は13個。
 そのICは明らかにCCC製と分かる刻印がある上に、『ハイパードライヴ』システム上のブラックボックスでもありました。
 冒頭の、<羅漢金剛>によるGCI技研第6研究所の襲撃は、このICチップ奪回と、完成したドライヴの奪取を狙った、CCCの差し金です。
 しかし、教授たちの介入でそれは失敗。結果としてGCIはドライヴを完成。それをモニタリングする事で、ブラックボックスICの構造解析を謀ります。
 一方、ICを取り返し損ねたCCCは、ドライヴを搭載したモニターが暴走したのをいい事に、ドライヴを回収、自社のICを外した上でGCIのシェアを奪うプロパガンダ利用を企みました。そのために、SSSやメルトダウン氏までもが動員されています。
 ところが、モニター達が暴走した直接の原因はCCCのICチップそのものにありました。これを突き止めたGCI側は、何とか一つだけICを回収。この事実を証明します。
 そして、『ハイパードライヴ』完成のためにGClがCCCからICを奪った経緯とドライヴの暴走を、CCCがプロパガンダ発表しない事と引き換えに、GCIも暴走の原因がCCCのICにあったと発表しない事で「上の」方々が合意したのです。
 唯一GCI側に残ったサンプルの澪さんは、この合意の結果、衛星軌道上に運ばれて、取引材料として様々なデータ収集が行われました。

 以上です。では皆さん。またの機会に!