ひとこと集・・・本日のつぶやき・・・ by 高力 一浩(^^)

 

     山村起業というホームページのブログに載せているモノから抜粋しています

               山村起業とは・・(財)全国林業普及協会が運営しているページです

                     森に住む・森で過ごす

 

2006年12月27日

最近の小雪

昨日の地元の新聞に
長野県の各地域で100年の間に
1度気温が上昇したとありました。
特に
「岳都」松本市は19度も上昇したそうです
地球の温暖化にともない
雪も降らなくなってきています。
去年の大雪でさえ・・黒姫の積雪は320センチ
25年ぐらい前は
普通に480センチぐらいの積雪がありました。
最近はだいたい半分の240センチ。

小雪になると何が一番問題なのか・・
ということですが
もちろん我々にとってはスノースポーツが出来なくなる
という大問題があるのですが
やはり一番は
雪があまり降らなかったり、早く解けたりしますと
水資源の貯留がままならなくなると言うことです。
実は雪のストック
というのは大変な大きな問題なのです
早く解けて、流出してしまいますと
一番の渇水期に
一番水を使う時期に
水が山から流れてこない・・ということになってしまいます。
もちろん流れるだけでなく
湧き水も地下水位の低下も現れてしまいます。

世界中で飲み水が無くなってきている状態で
これは大きな問題です。
日本の奥山も
万年雪が少なくなり
カールも小さくなりつつあります
去年の報告では
アフリカのキリマンジャロの万年雪がほとんどなくなってしまったそうです。
また・・
温暖化問題には
折に触れ、書いてみたいと思っていますが
まずは
雪が降らないだけで・・
こんなに困るんですよね。

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年々小さくなり、もろくなっているという大雪渓・・6月のもの

 

2006年12月24日

雪乞い

何せ・・去年とうって変わって
今年は雪が降りません。
先日降った40センチの雪が
寒いおかげで解けずに残っているだけで
こんなに降らない年はさすがに珍しいです。
普段なら降って解けて降って解けてを、4−5回繰り返して
根雪になるものなのですが・・

今はリフトが2本しか動いていませんので
クリスマスのお客さまと
隣のスキー場へ行って参りました
初滑り。
こんなに遅い初滑りも実は珍しいのです
でも・・
このままじゃ年末を迎えられませんので
雪乞いに。
このあたりでは古来より・・戸隠の九頭龍様にお願いするのです
雨乞いも最近の雪乞いも。
まずは
黒姫の南東にある「種池」に
お水をもらいに行きます。
この池は流入口も流出口もない池で
こんこんと・・でも溢れない程度に
昔から黒姫の水が湧き出しています。
ここで、お水をいただき
そうしたら後ろを向かず
お水は地面に置かず
一直線で戸隠神社へ。
そして
拝んでいただくのです。
でも・・
その種池方面があんなに雪が少なかったのは
最近ではとっても珍しいぐらいでした・・
やはりどこかがおかしいのですね。
そう言えば
千何百年も大きさを変えなかった「種池」が
少しづつここ2年ぐらいで小さくなってきています。
これって
えらいことなんじゃ・・・
世の中どうなる?


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2006年12月18日

冬の香り・・2

やっとうちの回りで
35センチほど雪が積もりました。
あさってから
クロスカントリーコースがオープン
スノーシューはもう充分。
スキーはもう一降りです。
身一つ、自分の足でどこからでも下りてこられる
そして、時には60キロ以上のスピードを出せる
スキーは冬のスポーツの王様ですが、
森の中を
どこへでも分け入ることの出来る
スノーシューなども
とっても神秘的です。
普段は入れない
笹藪も
湿原も
荒れた森も
どこへでも自由自在。
目線が雪の量によって変わり
時には「やまね」が冬眠している
「うろ」なんかも見られます(^^)
くるみやどんぐりをため込んだリスのねぐらなんかも・・

そんな素敵な季節が始まります。
大好きな山頭火で言えば
わけ入ってもわけ入っても白い山
って
ところでしょうか・・・ハハ
今一歩ですねぇ。

上も下も右も左もわからぬ、この森が大好き・・
って感じなんです。


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2006年12月15日

宿のお話・・

ここのところ・・
本職の?ロッジの準備に追われています
今頃じゃいけないのですが
11月が色々あったものですから。


ここのところ一番心配なのが
「感染性胃腸炎」と
オブラートで包まれた表現をされ始めている
「ノロウィルス」というものす。
すごい流行ですね・・

元々は二枚貝から発しているそうですが
免疫力の高い方はなんと言うこともないそうですが・・
疲れている方や、長期滞在の方なんかは
2日ほど下痢や嘔吐が出るそうです
免疫力の落ちたお年寄りに至っては、大事に至ることもあるそうですが・・

ここで宿にとって問題なのが
お客さまに一人そう言うかたがもしいらしたとして
その部屋の方達に感染しますと(2日も一緒にいると感染するらしいのです)
宿としては
いきなり
集団「感染性胃腸炎」発生
でなく
「集団食中毒発生」となってしまい
営業停止になってしまうことなんです。
なぜ・・?

みなさまも思うでしょうが
我々も
なぜ?
なんですねぇ。これが・・

聞いても「これ」といった返事はどこからも帰ってきませんが
食中毒としておくと
宿が、ほぼ全宿が入っている「保険」が効いて
お客さまの入院代などが出るそうで
宿対策という感じらしいです。
でも・・
食中毒というのは新聞にも載りますし
やはり宿にとってはとんでもないダメージです。
おととしそれでやめられた宿が2軒ありました

世の中
なにかこんな
理解不可能なことって
結構ありますよね・・・

森と関係のない
「宿」の
お話でした・・
すみませーーーん。
でも・・温泉で問題になるレジオネラ菌
なんかもそんな感じなんです。


ちょっと
宿のお話でした(^^)

森に住む・森で過ごす

2006年12月09日

冬の香り・雪の香り・・・1


大粒の雪が降ってきました。
今年何度目の雪でしょう・・・
しんしんと
しんしんと。
雨と違って本当に静かに雪は降ります
濡れてしまうのは
解けてしまえば
一緒なのでしょうが・・
なぜか
傘をささずに歩きたくなります。
そして
汚れた景色も心も
全て一晩で真っ白に仕上げてくれます。
毎年何度も味わっているのに
毎回毎回感動するのはなぜ?
秋までに毎年心が汚れてしまうから・・・?
新しい気持ちで
スタートできるのは
雪国に住んでいるおかげ?
また
雪に
冬の始まりに
感謝しながら
スキーのエッジの傷でも
息を吹きかけ
磨こうっと。
素敵な季節の始まりに・・・


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2006年12月04日

アファン・・東京でクリスマス会

2年ぶりに
東京で・・
今までアファンの森に訪れてくれた子達と
昨日はクリスマス会。

朝、軽トラにつもった15センチの雪をかいて
新幹線に乗り継いで
最近なれない東京へ。

たのしかったあぁ
みんな元気で。
3年ぶりに会った子も。
みんな
森にいるときとかわらない笑顔
でも
実はみんな都会ッ子だったりして。
視覚に障害を持った子達は
声を遠くから聞いて
こーりきー
と言ってくれたり。
思わず抱き合ったり
手をつなぎ会っていたりと・・・
なかなか
いつまでも
離れられなかったです。

KONISIKIささんも言語に障害を持った子達とかと
交流を持っていてくれていて
最後は一緒に
KONISIKIとハワイアンクリスマスパーティ
「めりーかりきまひ」
だったかな?ハワイのメリークリスマスは。

そうそう
KONISIKIと並んだニコルは・・
普通のサイズに見えましたっけ(^^)
クスクス。

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2006年11月29日

CONE

CONEって
ご存じでしょうか?
NPO法人自然体験活動推進協議会
という協議会なのですが
自然体験活動を推進することを通して、青少年の健全育成や生涯教育、地球環境問題などの取り組みを行う団体の集まりなんです。
「健全な地域づくり」
「持続可能な社会づくり」
を目標に
1999年に発足し
当時の
文部省・環境省・建設省・自治省・農水省・林野庁が後押ししているんです

私もそこのトレーナー
をしていますが
トレーナーはCONEの
リーダー・・10人程度を自然の中に日帰りで連れて歩ける人
インストラクター・・それの指導が出きる人
コーディネイター・・企画運営をし、さらにリーダー達の活躍する場を作る人

3つの資格の養成をしなければならないのです。

その講座が
27日から黒姫で
4日間のプログラムで行われています。
毎日トレーナーが入れ替わり立ち替わり講師を務め
・・黒姫だけで5人ものトレーナーがいます(^^)・・すごいでしょ
今日も自分の担当を終え
今帰ってきました。
今日の担当は、「現場での安全管理と危機管理」
昨日は「プログラムと地域文化」
でした
明日も最終日です。
(もちろん遠くからお越しの方もえらっしやいますが)
これで
黒姫にまた新しい人材が生まれます

森林メディカルトレーナーとともに・・・

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2006年11月25日

森林メディカルトレーナー講座

第4期生の
森林メディカルトレーナー初級講座が始まりました。
今年は、始めて全ての講座を土日を
選んで実施するというパターンです。
正直1万人の町で107人のトレーナーが既に養成されていて
まだ受講してくれる人材が
うちの町にいるのか・・
という意見も推進委員会でもありましたが
今日初日、私が一日講師を担当しましたが
なんと16名の方々が
真剣に・・本当に真剣に受けてくれました。
大変なことです。
本当に嬉しい限りです。
新しい仲間は
必ず新しい血を送り込んでくれ
我々にも更なる精進を促してくれることでしょう。

今年の終わりには
16名の仲間が増えることと思います
カウンセラーも
アロマセラピストの方もいます(^^)

がんばろ!!

・・明日は上原先生の講座です。

 

2006年11月19日

黒姫の森から・・

黒姫が大好きで
黒姫のことを考え続け
黒姫のためにいつも動き続けてきた
オヤジが
昨日突然亡くなりました。
人間・・明日はわからないものだとつくづく思いました。
いつもにこやかで
でも
昭和生まれにはない武士に近い精神を持ち
そして
いつも私の羅針盤でした。

長年尊敬してきた父の
大往生に・・
ちょっと、かんぱい。
明日はわからない今日を
これからも大切に生きていきたいと
オヤジをじっと
見つめています。

 

2006年11月12日

ついに雪の便り

今朝起きたら辺り一面白くなっていました
昨日までカラマツの雨が降っていたのに・・
今も雪は降り続いています。
お客さまと「象の小径」を歩いてきましたが
スノーシューで歩く日も近い感じでした(^^)
いよいよ
チューナップルーム開いて
スキーの手入れに
スノーシューや遊び道具出して
そして
除雪車出走準備ですか。

まだまだ秋の癒しの森のお客さま一杯いらっしゃるのに・・

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2006年11月11日

森林療法・・・3?

森林セラピー基地の第3期募集が始まったと
「山村起業」編集部から書き込まれましたが・・・
森林療法の関係で昨日一昨日と
名古屋・東京に行って参りました
なにか勉強することばかりで・・
やっぱり人生一生勉強でしょうか?
まぁ一期認定地としては、今後もずっと可能性を探り続けていく
義務があるのだと思っていますが・・

黒姫の森はすっかり紅葉が進み
カラマツの雨が降り続け
小径は唐松の葉っぱの絨毯を敷き詰めたかのよう。
それは見事です。
今日から
先日お伺いいたしました
上松町の方達が
3日連続で30名ほどいらっしゃいます
ますます交流が図れて、嬉しい限りです。
その後も視察やら取材の対応で
日々・・森暮らしです・・ハハ
やっと先日
自分の宿の雪囲いを済ませましたが
まだまだ雪に覆われる前にやること山積み。
がんばろっと。

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2006年11月07日

外で遊ぶと・・

昨日の地元の新聞に・・
信大の教授の話が載っていた。
小さいときに
親が与えておけば静かで良いと・・
「ゲームにふけったり一人遊びをしていた子」と
こんな時代に
「外で遊ぶ子・外で遊べる環境を持っていた子」
のちがい。

一人遊びを室内でしていた子は
「話し言葉の数が少ない」
「理科の観察や経験が乏しい」
「運動能力が低く体育が苦手とする子が多い」
「集団生活になじめない」
「学校の授業がゲームに比べて魅力的でなく映り、勉強嫌いになりがち」

なにか
先日来書いている
ドイツの
森の保育園の効果論文と
ほとんど同じで
なるほど・・

読みました。

そして
決して子供が遊べた
貧しい一昔前の社会に戻りたいとはだれもが思っていない。
なら
豊かな社会の元で人間らしい豊かな心や能力を
はぐくむ子育て環境を生み出すことである
と。
そうも書かれていました

地方が出来ること・・
地方からの発信・・
地方に来ていただく意味・・
都会の方が地方に投資する意味・・

いろいろ考えさせられました(^^)
ちょっとご紹介まで・・・・

 

2006年11月05日

小中一貫教育?

田舎の・・子達が
都会にないものを活かして
大人になっていくためには・・
森や里山や小川で
小さい頃から思いっきり遊ぶことが大事だと
いつも思っていますが、
森の幼稚園だけでなく
学校教育も
特区が出来てから
特徴を出せるモノとしてとても注目しています。
そして一番に訴えたのが小中一貫校。
地域に中学生を。
中学生の力を借りよう。
みんなで子供を育てる。
地域の方々や
先輩の技を活かす。
そして何よりも・・地域を良く知り、地域に誇りを持つ。
・・昨日
福島県から連休のど真ん中にも関わらず
小中一貫校を地方で始めて立ち上げた校長先生が
信濃町に来てくれて
お話をしてくれました。
映し出される小学生・中学生の笑顔・・
これが全てを物語っていました。。


我々に出来ること・・
もう一度考え直す
良いきっかけになりました。
私も今年は二度もお呼ばれして会津に出かけていますが
福島のために出来ること・・もう一真剣に度考えてみようと
思えるような素晴らしい先生でした。
すごい方はどこにでもいる・・・・

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2006年11月02日

木曽ひのき美林

昨日まで
上松町の赤沢木曽美林に
お呼ばれして行っていました。
相変わらず素晴らしいところです。
300年ものヒノキ・さわら
よく・・ぞ
守られてきたなぁと思います。
木一本、首一つ
尾張藩の政策は地元の方々には厳しかったでしょうが
そうじゃなければ
築城などで
絶対に守られてこなかったでしょうね。
同じ県内でも
信濃町とはまったく違う植生で・・95%まで違うかな
今後も
連携をとって一緒に歩んで行けそうです
本当に素晴らしい方達ばかりで
お世話になりました(^^)

朝の赤沢の散歩は素晴らしかった
トロッコ列車乗れなかったのだけが心残り。
また、いこっと


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2006年10月30日

毎日新聞

今日の毎日新聞の全国版
9面に緑のセラピーという特集があり
そこに
私と信濃町が載っています・・
写真もL版ぐらいで・・手前味噌で(^^)
すみません。
でも
とてもうまくまとめてくれていましたので
ちょっと
ご紹介したくなりました・・

 

2006年10月29日

心の森

今日まで
アファンで心の森が行われていました。
今年最後です。
今回は視覚に障害を持った子達の回でしたので
事前に
長野盲学校へ。
今はどんな機械が出来ているのか?
・・・色を教えてくれる機械にはビックリしました
高等部や専攻科は何の資格が取れるのか?
・・・高等部ではあんま・マッサージの資格が
・・・専攻科ですと針・灸の資格や
盲学校の先生になる資格の前段階を教えてもらえます

などを勉強にいかせていただきました。
おかけで
今回はかなり突っ込んだ話が
アファンの紅葉真っ盛りの中で出来て
またまた
深く関わらせてもらうことが出来ました
(今回の子は弱視でしたので紅葉を感じてもらえました(^^))
またとても頭の良い頑張りやさんで
人を助ける仕事をしたいと・・・泣けます・・正直。
理学療法士目指したいとか・・全面的に応援して上げたいです


この後は
東京で12/3に
今までの子達みんなを集めての
クリスマス会があります。。
とっても今から楽しみです。

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光彩がないのでこのぐらいの日射しが一番良いそうです。
秋の素晴らしい日射しの元・・じっくりとお話ししました。
今回は取材が二つも入りましたが彼は写真公表はNGですので小さい写真で(^^)

 

2006年10月24日

森林療法のつづき・・

信濃町には「ひとときの会」という
人と木の
会があります・・ってそのままですね・・・ハハ
でその「ひとときの会」とは
森林メデイカルトレーナーと
癒しの森の宿のオーナーが
必ず入って
そしていずれかの療法グループに所属して
森林療法や森で行うことにより意味のある療法を
研究していく
ということになっています
ですので現在6つの療法グループがあるのですが
日々どこかが集まって研究したり
町民向けに療法を実施してみたり
他の会員に自分たちの研究成果を発表したりしています
私は・・植物療法グループなのですが
なかなか興味深いことをしています。
昨日は・・・地元のきのこ鍋がうまかったです・・・って、なんの会だ??
(実はいろいろ意味があるのですが)

また
本日から
これで6度目になる
医師による信濃町の癒しの森のエビデンスを確立する
モニターが始まります
今回は町民にたいして行われます
(これも意味があります)
いつもトレーナーしていますので
今回は
勉強のためにも・・お客さまの気持ちになってみるためにも
私もモニターで参加いたします。
とっても楽しみなんです・・よ

結果は・・血液も採りますので
ずっと後日になりますが
また
ここで書かせていただきます・・ね

そうそう
いろいろな研究をしている中で
いろいろなデータを取っています。
それこそいろいろな機器を試しています

私・・・とっても健康みたい(^^)
これも、森の効果??

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収穫の一部。

 

2006年10月21日

森林療法・・

久しく森林療法の話し書いていませんでした
視察・研修はずっと続いていまして
取材なども頻繁です。
本日は高野の方々・・歴史・文化があるだけに
お越しいただくのは二度目ですが、とても感じるものがあります
昨日は環境省の方達
一昨日は韓国の視察の方達でした
韓国の方達はこれでもう3度目になります。
すっかり韓国名の樹の名前も覚えてまいりました(^^)
だいたい「ナム」がつくのが特徴です
カレナム
カツラナム・・など
今回も大学教授や林野庁の方達がいらっしゃったので
植生の違いなどお聞きしていると、とっても楽しいです。
韓国行こうかな?


そうそう・・
先週
石川県の高等学校の先生方がいらっしゃいました
本で読まれて信濃町に
そして
森林療法に興味を持っていらっしゃられたのですが
とても感じるところがあったようで
すぐにでも取り入れていきたいと校長先生がおっしゃっていました
特に
不登校の子とかに・・
以前から
療育としてアファンで心の森をしていますが
学校教育の中でも取り入れられていく可能性を
ずっと仲間と感じていたのですが
実現してくるとなると・・本当に嬉しい限りです
すごく
日本の現状に役立つことを
研究したり
実践しているのかなと。

がんばろっと。。

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韓国の方達・・朴さんとはもう仲の良いお友達。

 

2006年10月18日

黒姫新名物・・水仙園のお話??

ここのところますます忙しく・・
更新もままならず済みません。
実は信濃町の観光協会の常任理事もしているのですが
今大変なところで・・・(^^)
でも
この秋も3度に渡って植えていて
これで6年続いた
お花大好き協会員有志による水仙の球根植え・・
ゲレンデの
100万本のコスモス園とは別の斜面に
今年ので3万球植わりました。
最初のは株が分かれてきていて・・
ゴールデンウィークの頃は
だんだんと斜面一面まっ黄色になり
美しくなってまいりました。
後6年は続ける予定ですが
そのころにはきっと名所になっていることでしょう
春先の天然のリューキンカと水芭蕉のそれぞれの群落地とともに。
今年は、ゴールデンウィークに
森林メデイカルトレーナーとともに
お花の群落地と癒しの森を歩こう
という企画もしました
来年も。ぜひ。
今から来春が楽しみでーーす

 

2006年10月13日

登山ガイド

先日の連休
北アルプスで9名もの方が亡くなりました
皆さん凍死です。
低気圧3つにはさまれるなんてことは滅多にないことですが
でも・・
10月に入ったらいつ山に何が起きてもおかしくはないです。
実際に
黒姫でも雪が降りましたし、お隣の火打山なんかは本当に真っ白です。
仲間で登山ガイドに、森林整備業に各種インストラクターで喰っている人間がいますが
連休に妙高・火打を一泊二日で縦走していて
霜焼けになりながらやっと案内したそうです。
彼ほどのプロでもそんな状況だったようです。
田舎で住むために・・
ガイド業は一つの技です。

今回の一連の遭難騒ぎは
そうとう身が引き締められる思いがしました。
やはり
安全管理と危機管理能力を日頃から養っておくこと

引き返す、行かない説得をする勇気と自信が
大切ですね。
10月の登山には・・少なくとも手袋は防水のものを二枚持ちましょう・・自分への教訓(^^)

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ものすごいスピードで紅葉が進んでいます・・

 

2006年10月07日

信大でお勉強?

信州大学工学部で
「身近な川でのちょっとした発電」
の講演会と勉強会があり参加してきました
一軒あたり500Wほど発電できれば
地球の為に
すごいことになるようです。
何せ・・石油は後40年持たないわけですから
出来るだけ身近なところで
発電するしかないのかも・・
それにしても風車で発電できるのにはビックリ!
今現在は約200万ぐらいだとのこと
問題はやはり河川法の水利権
もう少し
ここを何とかしないとねぇ・・・
つくづく思いました。
以前も野尻湖の水利権
3年ほど研究しましたが・・本当に平和利用は難しい

そう言えば
昨日まで2日間大阪・神戸に
癒しの森で出張していましたが
都会人の元気なのには改めてビックリ。
田舎人は14000歩コンクリの上歩いたら
軽い筋肉痛
登山しても大丈夫なのに・・??


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2006年10月04日

テレビ撮影

本日はTBSの番組撮影で
丸一日
信濃町中を駆け回っていました・・
正月明けの特番で
全国で町づくりで成功している・・・ハハ・・するかも・・ですよね
市町村を5カ所取り上げてくれるとかで
全国放送なので
長期にわたって撮影に入っています
今日は
タレントの藤崎奈々子さんを黒姫駅でお迎えし
森へご案内いたしました
とても頭のいい方で
デイレクターの難しい注文にも
きちっと一発で質問されていました
一発で答えなきゃならないこちらも大変でしたが(^^)
でも
おかげで一日に6カ所も撮影できました
全てリハなしの本番一発です
まぁ
大・成・功ーーーー
といったところでしょうか・・・ハハ・・ほんとか??
テレビ見てみないと
あやしい・・・・・

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2006年10月03日

地元の小学校登山

今年で地元の学校登山に付いていくようになって
3年目になります
飯縄や斑尾はまだいいのですが
黒姫山はやはりガイドつきでないと
ちょっと厳しく・・
どこの学校もちょっと疎遠になりそうでした
そこで我々登姫の会も奮起
子供教室の助けも借りて
地元の小学生は地元の山に必ず登る・・
というのを
ここ3年は5校とも続けられています。
ですが残念ながら子供教室は今年で終了されてしまい
来年から・・
地元のガイドがいる地域は
我々が頼まれなくても(^^)
でばってでも出かけていけるのですが
地元がいないところは何とかしないと・・
特に今年は熊出没情報で
ガイドがいなければ中止にしたい学校もあり・・よけい。


で・・
今日付いていったのは
野尻湖小学校の5.6年の飯縄山登山。
3.4年は斑尾登山でそちらにも二人行っています
5.6年は
去年が黒姫だったので・・・今年は飯縄の番
紅葉が始まっていて
良かったです。
そして
彼ら彼女らの山から下りてきたときの
笑顔とたくましい顔。
その顔を見て・・・・
一緒に登って
元気をもらってきたのは
実は私たちの方でした。

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2006年09月29日

癒しの町の「健康あるある講座」

信濃町森林療法研究会と町の保険福祉課のコラボ企画
「町民のための健康あるある講座・・自然治癒力を高める・・」
もついに
一周年を迎えました
ガンバって続いているーー(^^)
薬草の作り方講座や
現場での薬草の見分け方講座や
本間医師による免疫力アップのための講座や
北信病院の先生によるメタボリックシンドローム講座や
アロマセラピストによる連続アロマミニ講座
保険師さんによる連続健康講座・・などなど
そして
昨日の夜は
一周年記念講演と言うことで
地元の病院の
大人気の先生
南医師に
目の病気のお話をしていただきました。
コスモス園や野尻湖や一茶のおもかげ堂の写真を使い
「どう見えたら・・こんな病気」
というのを作って下さり
本当によくわかりました・・まさに目から鱗!
また
いっぱい集まっていただき、大好評で
ぜひ
町民全員や
地元の中学生と交流を持っていただいて・・・

町民に聞いていただければ
きっと目の病気も糖尿病も半減するでしょう。
・・先生のお話し聞けば町の総合検診いかなくっちゃ・・と誰もが思うでしょう
また
ああいう素晴らしい先生と中学生がふれあうことにより、医師を目指す子が出て
くるのではないかと思いました。


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先日の議会で町長が「癒しの町宣言」をし採択されました(^^)

 

2006年09月26日

将来住むなら都会?信濃町?

昨日、一昨日と
地元の信濃中学校の文化祭でした
そこでの
討論会のお題が今年は
「将来住むなら都会?信濃町?」でした
当然
一番興味のあるところですので
聞きに行って参りました(^^)


都会派・・・4/7ぐらい
・信濃町には大きい企業がなく将来勤め先がない
・電車の数も少なく、交通が不便
・都会でしか買えないモノが多い・・反対意見でインターネットで買えるぞ・・ハハ
・住み慣れた町を出て自分の力を試したい
・新しいなにかを得たい
・親元を離れて苦労してそして始めて親のありがたみがわかる
・年を取ったら帰ってくる(拍手多数)

・・・と、なかなかすごい意見。

信濃町派・・2.5/7ぐらい・・男の子が多い
・自然がいっぱい(60%が事前アンケートでそれを答えたそう)
・平和、安全
・食べ物がおいしい
・水・空気がおいしい
・もっと信濃町の良さを知り、活かしていきたい
・生活に不便と言うほどのこともなく、長野市とも近くこの距離感が良い
・これからいっぱいある土地を活かして、アドベンチャー企業を呼んでくれば良い
・箱モノでなく自然を生かして観光客をもっと呼んでくるべきだ

・・・なるほど、なるほど。
ボキャブラリーもなかなかでした。

中間派・・0.5/7ぐらい
・信濃町では手に入りにくいモノもあるが、簡単に手にはいるのは良くない。
大切に使わなくなるし、ゴミが増える

・・・その通りかも。

そして今後の一番の希望は
医療機関と交通機関の充実
でした。

とても
いろいろと
考えさせられる
そして
日本中の田舎が抱える問題や
出口が少し見えたような気がした幸せな時間でした(^^)
そして子供達はしっかり郷土を見つめているんだなとも。

・・そう言えば
熊の話も出ましたが
熊が怖いという意見よりも
「勝手に熊を人間の都合で殺すのは熊に失礼」
という意見に拍手がものすごく多かったのには・・
驚いたと共にうれしかったーー
これには特別参加の町長も教育長も苦笑いしながら、「それは大切な意見だ」
といっておりましたっけ・・


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