ひとこと集・・・本日のつぶやき・・・ by 高力 一浩(^^)

 

     山村起業というホームページのブログに載せているモノから抜粋しています

               山村起業とは・・(財)全国林業普及協会が運営しているページです

                     森に住む・森で過ごす

 

8/5

花の金山・天狗原山

昨日は・・土寄せしたい畑仕事も
あちこちの草刈りや草むしりも全て投げ捨てて・・
たぶん今年初めての完全休養日をなんとか作り出し
地元の同士と
朝から・・大晴天の中
花の金山・天狗原山へ行ってきました。
小谷村からの林道が先日の雨で通れないため
当日の登山者は我々以外おひとり。
夏休みのこの時期の信じられない幸運に
意気揚々と頂上目指して大雪原の中を歩いてきました
今年は残雪が多く、万年雪となるのは間違いないでしょうが
所々小さい可憐なお花が、雪が解けた先から
精一杯短い春に・・
春と夏の花を
それこそいっぺんに咲かせていました。
その姿は美しいを越えて感動的でさえありました(^^)
昔天狗と呼ばれたヒトも
こんなすてきな光景の中を日々走り回っていたのでしょう・・
何かうらやましい。
そういえば万年雪となれば、今年は咲くことができずに終わる花がいっぱいあるはず・・
自然は奥が深い。

その後入りに行った雨飾の露天風呂も
当然我々だけ。
2時間ものんびり過ごしました
なんて幸せな天がくれた贈り物でしょう。
感謝感謝の一日でした。

・・そうそう
山村起業という題名のページでした
私のブログはいつもそれらしくないですね・・
すみません

そう
山で起業すると・・こんな晴天の日を選んで
絶好の開花時期に
地元の人しかあまり知らない2000メートル級の
とーっても静かな山を
独り占めして登れるんですよ。
ぜひ
山が好きな方は
森が好きな方は
健康になりたい方は
田舎へようこそ(^^)

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8/3

癒しの森のシンポジウム・・ご報告

中学の大切な同級生が泊まりに訪れてくれていて・・忙しくしていました。
大変な有名人なんですよ・・ハハ
人間的にも素晴らしい男で
とても嬉しい訪問ですので
森に山に湖に川にと
遊びまくっていて
7/30のシンポジウムの報告遅くなりました・・ハハ
ですが・・私がのんびりしている間に
なんと
役場の広報・ホームページ担当の仲間が
全ての仕事放り出して(^^)
パネルデイスカッションを
文に起こしてくれました。
なんて速い・・
ビックリです。
よろしければ、こちらから・・
信濃町癒しの森シンポジウム

これ読んでいただければもう書くことないなぁ・・
素晴らしいシンポでした。
本当にいろいろな方が訪れてくれて。
新しい素晴らしい出会いもありました
今後の方向を見いだせるきっかけもありました
久々にニコルの熱い講演も聴けました。
晴れて・・森の中が気持ちよかったなぁ・・・・

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7/29

強い山

今年も
黒姫山に4つある登山道の整備が全て終わりました
大雨がつづき
ドキドキしながら山に登りましたが
やはり全山
樹に覆われている・・
そして黒姫様と黒龍に守られている・・(^^)
「黒姫山」は強い山でした。
林道も含めてどこも崩れていません。

一つは以前も書きましたが
ベルトでブナ帯があるからなのだと思っています。

災害に強い山
保水力のある山
これから日本中で
一番考えていかないといけないことのはずですよね。


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写真は・・黒姫様が住んでいると云われている
火口原にある七つ池の「クロサンショウウオ」の卵・・でーーす
珍しいでしょ・・・

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7/23

あずさの木

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日々体験教育で出かけている毎日ですが・・
黒姫の森の特長に
「あずさ」の大木が結構多いことが上げられます
あずさはミヅメともヨグソミネバリとも呼ばれるもので
信州では古くから「あずさ」と呼ばれ
「梓弓」や「お六櫛」に使われてきました。
独特のサロメチールのような香りが
きっと御岳信仰の中から、櫛に使われるようになったのでしょうし・・
(残念なことに最近は梓が減ったので柘植櫛をお六櫛として
土産物屋で売っています
・・・でもまた植樹していると新聞に先日出ていました(^^)
また
弓に使われてきたのは
独特の粘りのある樹で
材としてもっとも優れていたようです。
これは
調べてみると北海道・・アイヌでもそうだったようで
表と裏で張り合わせて古来より使っていたそうです・・
北海道には今もあずさの木はいっぱいあるのかなあ?

「弓」
奥が深いようです。
やはり、ヨガや気功と同じく
呼吸法につながっているようですし
あの集中力
そして樹の感触、矢の感触は
そして
貯めた筋力と放つときの筋力は
素晴らしいなにかを
生み出すようです。
・・そうそう
弓と例のセロトニンを結びつける学者さんの論文がありましたっけ・・
私も体験や森の活動で
弓矢を作りますが
それを引いて
真剣にねらう子供達のまなざしは
美しいぐらいの
神々しさです。

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撮影:管洋志
One by Oneこども基金 アファン”心の森”プロジェクトにて

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7/21

マイナスイオン

黒姫ではまた
環境教育と体験教育が始まっていますが
先日
理科の教室にイオンを測る機械が眠っていたので
ぜひ測ってみたいという学校さんがありまして
私も黒姫のどこでどのくらいの数値が出るのか興味津々。
ガイドを引き受けて一緒に測らせていただきました。
マイナスイオンももちろん
森林浴の効果の一つですから
かなり勉強していますが・・
電気製品でいっぱい出すから良いというもんでもないようで
ただ
自然界のマイナスイオンが体にいいことだけは医学的に証明されているようで・・・

測ってみました。
童話館へ行くバスの中は0
御鹿池の森の中300
池の周り800・・プラスイオンは10
小さい2の滝は一瞬ですが24000まで行きました
そして
地震滝ではなんと48000個
ビックリです。
プラスイオンは1100
単位はどれも1ccあたりですが・・

この数値がどれだけのものなのか
ご存じの方がいましたらぜひお教え下さいませ。
私も研究を重ねていきたいと思っています。
何となく他の研究と同じで
プラスイオンとの関連・・一定の数値関係に収束。そして穏やかな効果
あたりかなぁとは思っていますが。

画像は
43700個を示したときの機械と地震滝です。
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7/17

ちひろの山荘と童話館

あの何とも可愛い絵・・
繊細で
可憐で。
そう、いわさきちひろさんは
黒姫に・・うちのちょっと裏手に
山荘を持っていらして
特に晩年はずっとここで絵を描いていらっしゃいました。
その山荘が息子さんの松本猛さんから
寄贈されて
森林セラピー基地である黒姫童話館の裏に
移築されています。
ちひろさんのお話や
山荘のお話などをお客さまに聞いていただくと
それだけで癒しになるようで・・・
やはり
ホンモノの持つ力って
すごいなぁといつも思います。
昨日・一昨日とご案内していてつくづくそう感じました。


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以前「ちひろと信州」という本にだいぶ文を寄贈しました。
その時に真剣に聞き取りしたのです。
ご興味のある方は・・
http://www.janis.or.jp/users/kouriki/chihiro.htm

少し載っています・・(^^)

こーりきー

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7/14

トロッコ・・

トロッコ・・
良い響きです。
同じブログ内の
「そまびとたちの奮闘記」にとても興味深い
「トロッコ」の話が載ってました。
信濃町も総延長20キロ以上走っていたようです。
黒姫の裏には「さんか」の方たちも暮らしていたそうです。
簡易製材所も黒姫の裏と妙高の黒姫側にあったようです

いろいろと聞き取りしたり一緒に歩いていただいて、一時調べ回りました。
いいですねぇ。
ほぼ平らで地盤のしっかりしたところが・・
昔の人の知恵でドンドン見つかっていくんです。
今の道と違う草ぼうぼうの方が
昔の道で・・
そして確かにその方が平らで実は歩きやすそうだったりして。
信濃町の癒しの道の一つ「地震滝ルート」も
トロッコ道を利用しています。
ですので標高差がほとんどないロングトレイルがとれています。
ありがたいです。
ちなみにうちの町では・・主に馬が曳いて登っていったそうです。

縦棒のブレーキ一つ頼りに
とんでもない量の木材を
カーブを傾いて下ってくるスリル
たまんないでしょうねぇ・・なんて言ったら昔の真剣だったかた達に怒られるかな?
きっと何度も転倒して命がけだったのかも知れません
でも男のロマンを感じてしまうのは
これも・・
森の中でずっと暮らしてきたDNAのせいでしょうか(^^)


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7/13

ぶなの森

ちょっと忙しく
書けない日々が続いておりました。
昨日まで
やはり森林セラピー基地に認定された
お仲間の
小国町の方たちの研修を受け入れていました
いい方たちでした
そして「白い森」のブナはまだ見ていませんが
本当に素晴らしいようです・・
黒姫も・・この自然多い長野県で
たつた6つしか残っていないブナの森の一つなんだそうです。
このあたりは極相林はどこもブナなのですが
黒姫山の場合は1300−1650Mぐらいの
標高を一回りベルトのように「ぶな」が残っています
ただ・・
小国町のように白くなく
地衣類が着いて緑色の斑模様と言った感じです。
面白いもんですね
さすが樹と言う感じです。

そういえば
樹の発するものや力について
書くつもりでした。
少しづつ
少しづつ(^^)


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7/8

本日はお知らせでーす

お知らせを一つ・・
7/30に
癒しの森のシンポジウムin 信州・信濃町

黒姫童話館周辺の森で行います。
参加は無料ですが限定200名です。
タイトルは
癒しの森からまちづくり 〜日本初保養型観光地形成の可能性〜
基調講演はC.W.ニコル
パネラーは上原先生に私も参加します(^^)
テーマは「日本における森林を活用した保養地形成の可能性」
です

ご興味のある方はぜひ・・お早めに

詳しくは・・
http://www.town.shinanomachi.nagano.jp/iyasinomori/topics.html
午前中に
癒しの森体験もあります。

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7/7

山口県

こちらはまだまだ涼しい7月ですが
1−3日までは山口県にお呼ばれして出かけていました
暖かくて気持ちが良かったし
森の植生や樹種はかなり違いましたが・・
日本中素晴らしい森はあるなぁ
と思いました。
また
瀬戸内海の島々の風景は
いつ見ても癒されます。
そして
何よりも素晴らしい仲間がいることを
嬉しく思いました。
ブロガーの方がお二人いらっしゃる
広島も一瞬新幹線で通らせていただきました(^^)

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6/29

韓国からのお客さま

本日は韓国からのお客さまをお迎えいたしました
森林療法を韓国で取り入れ
地域興しをしたいという
大学の教授の方と
コーディネイターの方です。
韓国の視察団は去年も受け入れて
ご案内しましたが・・すごく真剣だった印象があります
今日の方達は
とーーってもいい方たちで、すばらしいかた達だったのです(^^)
御鹿池コースと象の小径コースを歩きましたが
大学の先生からは樹木の名前を韓国語で云うと
なんて言うのかとか
いろいろ教わっちゃいました。
あの方達なら
きっと良い町づくりをするでしょうし
ずっとお友達で入れそうです
こういう出会いはとても嬉しい!!

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6/26

おいしい茶豆

昨日は一日外仕事でした
コスモスを沿道にみんなと植え
自分のロッジの周りにもいっぱい植え
その後は・・先日カッコウが鳴いた日に蒔いた茶豆を
移植しました。
信濃町で一番うまいという枝豆(茶豆)をいただいて蒔いたので
この夏は私の枝豆楽しみにしていて下さいませ・・
もちろん、コスモスも(^^)

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本日は市町村ブランドセミナーというのを
聞きに行って参りました
うちの有名な県知事もお話ししましたが
昨日もテレビでやっていた
今有名な徳島県の上勝町
・・紅葉の葉っぱや南天の葉を売っているところ
のお話をお聞きしました。
特に信大の教授の話は良くて
持っているもの使いながら走りっぱなしじゃなくて
時々学ばないと・・

つくづく思いました。
明日は午前中トレーナー
午後からは東京へ夜用事のとんぼがえりと
いつもの生活です。

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6/22

里山教室「杣小屋」

昨日は森林メデイカルトレーナー
今日は黒姫山登山ガイド
相変わらず貧乏ヒマなしです(^^)本当に・・

で・・今日は先日書いた里山教室「杣小屋」の理念を
書いてみたいと思います・・長文です・・すみません

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私たちの遺伝子の中には、
縄文期から脈々と受け継がれてきた
「森」の生活の記憶が刻み込まれています。
森の中に住み、森の恵み(木の実・山菜・きのこ・けもの・・・)
をいただき、火を囲み、
又その火を見つめてきた長い歴史があります。
縄文の時代においては、
恵み豊かな「森」が広大にあり、
それに比べて人の数はとても少なく、
縄文人と呼ばれる人たちは
木の実や獲物を捕るだけ採って、
又次の場所に移動するということが
可能だったのです。
やがて、弥生期になると農耕が本格的に始まり、
人々は稲作に適した場所に定住するようなり、
生産性が向上するとともに
人口も増大していきました。
農耕に適した場所にある「森」は
切り開かれまたは焼き払われて農地となり、
その周囲に広がる山から「森」の恵み(建築用材や燃料・・・)を
採取するようになったのです。
ここで、縄文期とちがってきたのは、
定住して人口が増えたことにより、
近くの一定の「森」=「山」のみを
集中的に利用するようになっていった・・
ということです。
これにより、人々は「森」からただ収奪するだけでなく、
永続的に利用できるよう
「森」をコントロールする=管理する
必要が出てきました。
様々な「森」の恵みを採り尽くすことなく、
巡る年も又巡り来る年も
又その次の年も、利用できるように配慮しなければならなくなったのです。
そんな「森」の利用の仕方、
「山」との関わり方が、
長い歴史の中で又、いろいろな歴史の中で
つい最近まで受け継がれていました。
それが「里山」だと考えています。
その「里山」が
近年の急激な生活環境の変化(食料生産力の向上・輸入、
流通経路の圧倒的な発達、燃料の変革・・・)
にともなって利用されなくなり、
放置されて荒れたままになっています。
また、「里山」のある農山間地では
どこも過疎や高齢化が進み・・・
どんなに科学が発展しても絶対に作り出すことのできない
「ホンモノ」の
天然のミネラル豊富なおいしい水を・・
生み出してくれる「山」を
維持管理することが困難な状況に陥っているのです。
しかし、幸いなことに最近では、
自然の少ない都市部に生活する人たちの多くに、
「森林」にたいする欲求の急速な高まりが感じられ、
「森林」の持つ教育的機能やレクリエーション機能にたいする
評価も定着しつつあります。
 私たち里山の会は、自らも「現代的里山」を作る職人であるとともに、
都市住民と「里山」を結びつける
様々な機会や企画を提供していく
ことによって、「現代的里山」を守り作っていきたいと考えています。
 現代っ子達の多くは、テレビやゲーム・パソコンなどで
バーチャルな世界に浸り、実体験や自然体験をする機会が非常に
少なく、とてもアンバランスな生活をしていると
我々は考えています。
そんな子供達に、「生の自然」をできるだけ体感ししてもらい、
遊びの中から・・・
「日本の里山」の歴史やありがたさを感じ取ってもらい、
次の世代に
「日本の里山」や「森」「山」などを大切にしていくことが
人間が未来に生きていく上で・・・
本当に大切なことなんだということを、
わかって欲しいと思っています

1998.3  福田・秋山・高力

この理念が
「癒しの森」の
「森林メディカルトレーナー」の
元になっています・・大人版として・・・

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6/20

切れる子・・

今日は町立の保育園で
保護者も対象に講演を頼まれてしてきました
主に・・森の幼稚園の効果や
切れにくい子
コミュニケーション能力のとれる子
集中力の発揮できる子
などの話をしました。
一茶の話なんかもしましたけれど(^^)
そして
今・・真剣に研究しているのが
切れにくい子・引きこもりになりにくい子を
育てて行くにはどうすればいいかです。
朝ご飯に炭水化物・・米とみそ汁
森や土の上を歩いたりいじったりすること
ゲーム脳の回避
周囲がタバコを吸わないこと
そして・・何よりも
「セロトニン」が大きく関係していると
最近は強く感じています
セロトニン神経を元気にするには・・
きちんと整理できたら
また書きたいと思います


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6/19

森林療法研究会報告と黒姫山開山登山

ちょっと忙しい日々を過ごしておりました
っていつもけっこう忙しいのですが・・ハハ
土曜日には上原先生のお声がけで
軽井沢で医師や看護師の方たちとの
森林療法研究会がありました。
地元の信濃毎日新聞に記事が載っていましたが・・私の後ろ姿が・・・うーーんいまいち
医療関係者15名ほどで会が立ち上がり
降矢先生が初代会長になられました。
うちの信越病院の総師長も会員でーす
私には・・天竜病院の五條先生の
子供精神科医としての事例が
特に参考になりました。
学ぶこといっぱいあります。

日曜日は雨にも関わらず登山開始
何せ開山登山ですから・・
先頭を私が持ち、登姫の会の仲間がいっぱい着きました。
雨も50分ほどでやみ・・頂上では火打山・焼山の麓がきれいに見えました
参加者全員満足の
とっても良い登山でした。

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6/16

最初は子供から・・

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森を、里山を
どう守り
後の世代にどう残して
受け継いでいくか。
森に住むものとして真剣に考えました。
そして
もう今の大人に訴えても間に合わない・・
理解してもらうには時間がかかる・・
というもとに
2年半かけて話し合い、理念を詰めて
最初に仲間と作ったのが
里山教室「杣小屋」でした
もう10年ぐらい前になります
そこでは子供達に、森の持つ意味や里山の大切さを教えようとしていました。
その原動力になった言葉が
C.W.ニコルがお話ししてくれた
「日本の森の中で、もっとも絶滅を
  危惧されている生き物
 それは・・・人間の子供です」
        訳 福田哲也
でした。
そして・・それの延長上に
実は「癒しの森」があるのです。
・・これならひょっとして大人にも・・・・・と。

少しづつ
少しづつですが
お話ししていきたいと思っています。
取りあえず次ぎは
里山教室「杣小屋」の理念を
書きたいなと思っています(^^)

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6/13

体験受け入れも最後・・

春先からずっと続いてきた
体験旅行の受け入れと
インタープリターですが、今回が最後です。
昨日も
戸隠に森の体験をしに行ってきました。
前日に戸隠の深ーーい歴史を話しておいてです(^^)
やはり
あの巨木群と
杉並木の参道と
独特の山容は
感じるものがあるようで・・
生徒さんが変わっていくのがハッキリとわかりました。

写真は
奥社参道杉並木の
「うろ」ですが
昔から「うろ」には神が住むと云われ
また
「うろ」にはその樹のパワーが全て集まると云われ
うろの中で治療をしたりもしたそうです
こもられる方もあったようです・・ね
樹は深い。
そしてヒトと樹の結びつきも深い。
樹からずっといただき続けられる
「ヒト」でいたいものですね

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写真は・・haruka-san


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6/9

五つ葉のクローバー(^^)

本日までまたまた
修学旅行生を本業?で受け入れていました
その体験の中で
今回は渓流釣り体験をしました。
小さい頃「川ガキ」でもあった私は
ケイサンドに流しづりに川虫取り
そして川虫観察。
楽しい一日でした。
途中四つ葉のクローバーを見つけた子達が大騒ぎ!
みんなで探すとものすごい確率
仁の倉恐るべし(^^)・・さすが謙信??
そして
ついに五つ葉まで発見
とても幸せになるとか、かえって不幸になるとかまたまた大騒ぎ

すてきな一日でした


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6/7

お隣の飯綱山に登山

今日は埼玉の中学生さんを
飯綱山登山にガイドしてきました。
黒姫山にまだ雪があるので飯綱に変更なんです
さすがに南にあるだけあって、雪もなく
そして
イワツツジがずっとルート沿い満開でした
あまりにきれいだったので
一枚。

・・今日もいい子達だったぁ!
飯綱はトイレが簡易携帯トイレなんですが
ちゃんと持って入って用を足してきました(^^)
標高1900メートルのところで。


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6/5

大ブランコ

昨日もアファンの森でした。
蔓の大ブランコをかけて
ガキ大将をまた何人か作ってしまいました(^^)
子供達って
すぐに野生化しますよね!
きっと一番大事なことだろうと思っています
・・それを黙って見守れる親づくりと。

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森に住む・森で過ごす

 

6/2

今年も登山道整備開始・・

雪解けが一気に進み
いよいよ黒姫山の登山道整備が始まりました
請負は「登姫の会」
黒姫山に登る会という意味と
このあたりの上空をゆうゆうと昔飛んでいたという
「トキ」にちなんでつけられた会です
登山道整備や山の状況の把握やガイドをします

・・最近思います
登山って、愛好者が増え
そして心や身体の健康にすごく役に立っていると。
だって、登って下りてくる体力
これを維持したり、努力する
すごいですよね・・・生活習慣病なんてふっとびそう(^^)
元気な高齢者・・山には多いです
素晴らしいことです。

私もつい先ほどまで山頂にいました
静かで
風が流れていき
雲が下りてきます
とても癒される瞬間です。
疲れなんて吹っ飛びます
横で大汗を一緒にかいている仲間達の笑顔も
私にとって素晴らしい宝物です


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2000M付近・・まだまだ雪が残っていました

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山頂の祠・・・黒姫弁財天様


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5/30

本職・・

一昨日より3日間。
本職のロッジの仕事をしていました
良く聴かれますが・・本職はやはりロッジなのです(^^)
仲間と分宿で
千葉県の修学旅行生を受け入れていました。
森の体験やナイトハイクなど
盛りだくさんの内容で・・とっても生徒さん達が喜んでくれました(^^)
また、いい子たちでしたぁ
体験をしていてこちらも楽しかったです
ここのところいい生徒さんが少しづつ増えてきている気がするのは私だけでしょうか?

もっとも
生徒指導の先生が
厳しくて・・怒る役を進んで買ってでいている
先生のいらっしゃる学校の生徒さんは
どこも素晴らしいですね
学校できっと一番大事な役目なのでしょうね。

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森に住む・森で過ごす

 

5/27

本日はガイド

本日黒姫は晴れ!
なぜかこのあたりだけ晴れていたようだ
おかげで
さんぽ道総合研究所の方たちを信濃町中の
癒しの森のコースにご案内が出来た。
凄い駆け足・・ハハ
歩きのプロですものね・・当然か
ついでにノルディックウオーキングも試していただいた
やはり好評だった(^^)
これから広めていきたいな・・

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地震滝のさらに奧の渓谷・・・まるで龍が泳いでいるようでした

森に住む・森で過ごす

 

5/26

インタープリター

本日は、新潟県の中学生に
川を一つ越えた新潟県の妙高市で
ネイチャークイズラリーという我々のプログラムを実施してきました
もう初めて4年になりますが
・・去年は賞もいただいたプログラムです。
一番のメインは
子供達だけで安全に管理された森に分け入り
自分たちで仲間と協力して自然や環境の
手作りの問題を現場で解いていきます
アクティビティにも挑戦します
コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力が上がりますし
野生がよみがえってきます(^^)
そして最後に我々が答え合わせとともに
気づきのお手伝いをし、様々な森のインタープリテーションをします。

最近思います・・・
「心の教育」とか「生きる力の教育」
とよく云われ
体験教育が盛んですが・・
もう体験教育を10年もしている身にとっては
子供が本当に「感じる」ためにはまず
「よいフィールド」と「自らも感じることの出来る」指導者が必要です
でもこの場合の指導者は「教える」のではなく
いっしょに「感じる」ことの出来る指導者が必要なんです
フィールドを知り尽くしていて
なおかつ
自分も感じられる・・そういう「インタープリター」こそ
求められているのだと思っています。
そして
自ら感じて生きる力を養ったり、
もともと自分の中に眠っているものが
自然とよみがえってくるのだと思います
そして
体験とは・・
本質的には
一瞬の「強烈な瞬間」でも充分なんだと思っています
森はやはりいい。

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森に住む・森で過ごす

 

5/25

森に住む・・

ブログタイトルが「森に住む・森で過ごす」
ですので・・
早速いっぱいの
「どうやったら森で暮らせるんだ?」
「住むところはあるの?」
と言ったメールをいただいています(^^)
そういうお話をしていきたいと思って始めましたので
これから少しづつ書いていきますが・・
森の緑が濃くて、春の花が一斉に咲き乱れる雪国に住むには
まず、結構勇気がいって・・

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こんな大雪を毎朝除雪して・・・でも

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こーーんな、いい朝もあって・・・
えっ・・いい方の画像の方が大きくて意図的ですって・・・ハハ
そしてその冬を耐えたものだけが
こーーんな

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ブナに出会えるのです・・・ハハハ

・・またいろいろな情報書いてまいりますね
私が山菜ときのこだけ食べて生きているのでもないと云うことも含めて(^^)・・それに近いとも言えますが。

森に住む・森で過ごす

 

5/23

カッコウが鳴いたら・・・

昨日黒姫でとても良い声でカッコウが今年始めて鳴きました
慌てて
今日は、豆まきに畑に行きました。
雨予報だったのに曇り空で、一日儲けました(^^)
少し掘って、いただいた茶豆(知り合いがずーーっと採りつづけているおいしい貴重なお豆)
を蒔いて土をかぶせてきました
紐も張ってきました
・・種の保存はとても大事だと、最近感じていますので
私もこの豆をとり続けて人に差し上げたいと思っています。
ところで家の畑・・
お袋の実家のそばにあるのですが、車で10分かかります
ですのでいつも草ぼうぼう。
草刈り機に鋤に草掻きに小さい耕耘機がたまに行くと大活躍です。
出来るだけ「かがまず」に出来る近代農業(と私は一人でいっていますが、本当か?)
を研究しています・・ハハ
お袋の実家は小林一茶の住んでいた家の直ぐそば
旧姓も小林
きっと遠い親戚なのでしょう・・。
「おらが世は そこらの草も 餅になる」
私もそんな生活しているような気が・・

そういえば、最近空いている畑いっぱいあります
誰か近代農業(ずくなし農業)一緒に研究しませんか?
そうそう
田圃に水が張られて
そこから霧が発生して
この世とは思えない美しい風景が広がる
この時期になると毎年思いますが
自給率40%割っているのに
本当に減反続けていて良いのかなぁ・・・・
いっぱい作って食べ方とセットで高級米として輸出できないものでしょうか?
はたまた、最近の研究で「お米を食べないと切れやすくなる」
と言うのが出ていましたので・・みんなでお米を食べるとか・・ねぇ

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森に住む・森で過ごす

 

5/22

アファンの森にて2

昨日のブログ・・いっぱいのメールいただきました。ありがとうございます。嬉しい限りです
でも・・僕とやっちゃんの写真の撮影者の名前を間違えました・・・すみません
正式には撮影/豊泉富士美さんでした。
彼女の写真は、信濃町の癒しの森のポスターやパンフレットにも使わせていただいています。
凄く素敵な「緑」を引き出すカメラマンで・・・尊敬しています。
そこで彼女の撮ってくれた写真をもう一枚・・

森に住む・森で過ごす

 

5/22

アファンの森にて・・・


昨日一昨日と、C.Wニコル・アファンの森で
3年前から続けている様々な障害を持った子達に・・
森で五感を使う「ファイブセンス」をやっていました・・
今回は視覚に障害を持った子達でした。
いつもいつも感じるのですが・・
彼らには毎回こちらが教わることだらけです。
ヒト・・って云うのは本当に奥が深いですね。
必ず様々な機能が補完しあったり、逆にそれがないことがヒトを鋭くさせたり・・
森林療法・音楽療法・読み聴かせ、お話やハートセラピー
でも一番彼らの心に残っているようなのは
森の持つ力と、森の時間と、田舎・・・田舎で出合う我々ガキ大将のままの大人。
ずーーっとライフワークとして続けていきたいと思っています。


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僕とやっちゃん
撮影:管洋志・One by Oneこども基金 アファン”心の森”プロジェクトにて

森に住む・森で過ごす

 

5/20

ライチョウ・・・が

大ニュース発生です。
今朝信濃毎日新聞を開けようとしたら一面に黒姫山にライチョウが・・の記事。
黒姫山って2053メートルの山なんです。
私は地元の黒姫山を守る会の会員ですが・・・えっ?聴いてないよ
って感じで読んでいくと、今月3日に山頂近くで写した方が投稿されたそうで・・
ビックリしました。
基本的に、ライチョウは2500メートル以上の高さにしか住まず、このあたりでは新潟県の火打山の高谷池近辺・・2200メートル付近に生息しているのが珍しい・・と言われているのすが、さらに低い黒姫山(2053メートル)にいたとなると大変なことなんです。
私も80回ぐらいは登っていますが一度も見かけたこともありませんでした。
まぁ、いかに黒姫山頂あたりが北アルプスの2500メートル以上に匹敵するような以下に厳しい条件か・・と言うことを表してもいますし、なにかがおかしくなってきているとも言えるのかも知れません。
これから登山ガイドと登山道整備の季節。しょっちゅう登るので自分の目で確かめてみたいな!!と思っています。
写真は去年立山で撮ったライチョウでーーす。・・今の時期のライチョウは夏毛に変わりつつありますがもっと白いですね。

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5/19

ハリギリ・・

黒姫もタラノメの採れる季節になりました。
でも私は・・タラノメよりもコシアブラ、コシアブラよりもハリギリの方が好きです。ってわたしだけ?
きっとそんなこと無いと思います。一度食べてみて下さい・・本当においしいです(^^)
あの材としては素晴らしいセンノキですから・・大木になります。ですが大木になると新芽は高くてとれないです。ですので幼木を探し・・以外といろいろなと ころにありますよ・・とげとげがタラノメの樹よりもずっと大きい奴です。その大きいとげとげも大木になるに連れなくなります。
樹っていつも思いますが不思議ですよね・・そういえば皆さん、アレロパシーってご存知ですか?
・・今度はそのお話書こうと思います。。

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5/17

癒しの森をキーワードに

今 日は一日に二回も・・町役場の職員に向けて癒しの町づくりについて講演をしてしまいました。なんでも全職員に・・ということでもう一回あります。二回目は 疲れて何をしゃべっているのか・・(^^)でも、とっても大事なことですよね。民間と行政が同じ方向を向いていこうというのは・・・きっと都会に飽きたか た達が移り住みたいという町になってくると思っています。なにか今日は固いお話でした。明日は大芝公園です。黒松仙醸が飲めるかも・・・うれしい。

5/16

樹林気功を体験しに・・・

昨日、志賀高原から横手山を越え、草津温泉で行われた降矢医師の樹林気功を体験しに出かけました。
同じ方向を見ている町に出かけていくのはいつも気持ちのいいもので・・
気持ちよかったためか、自律神経を図る機械で調べていただいたところ私はストレスまったくなしだそうです(^^)
気楽なんですね
おまけに血管年齢24歳とか・・やっぱり森に住んで日々歩くというのは良いことだと身をもって証明した感じです
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横手から見た黒姫山方面・・正面の信濃富士が黒姫山
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樹林気功の一つ「イナバウアー」

森に住む・森で過ごす

 

5/15

黒姫の森通信の始まりです(^^)

信州・信濃町・・・高原で湖があって観光地ですがホンモノの田舎。
そんな黒姫の森から出来るだけ頑張っていろいろなお話や情報を発信できればと思っています。
なにとぞよろしくお願いいたします。
田舎に、森に、自然の中に、どっぷりと浸かって・・・住んでみたい・・過ごしてみたい・・そう思ってくれる方が増えてくると良いなぁと日々思ってます。
いっぱいいっぱい仲間が欲しい。
「雪とけて村いっぱいの子供かな」
信濃町の俳人・小林一茶の句ですが、こんな風に。


さて・・
本日現在の黒姫は、山桜が散り始め、水仙・キクザキイチゲ・リュウキンカ・ニリンソウ・ボタン桜・エンレイソウ・ショウジョウバカマが満開。
野尻湖ではカタクリの花・ヒトリシズカも満開。
地震滝は一昨日もガイドで行きましたが雪解け水で本当に「地震のような滝」。
黒姫山・妙高山・火打山・焼山・高妻山などの雪が今いっせいに溶けて流れこんでいます。
山菜は、わらびと姫タケノコ以外採れ始めています。
一年で一番素晴らしい季節かも知れません。


黒姫・御鹿湿原のリュウキンカ

黒姫・御鹿湿原のリュウキンカ

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