アファン「5センス事業心の森プロジェクト」

 

黒姫とCWニコルさん・・・六月からアファンの森へ

黒姫の「六月」に彼が作家「谷川厳」さんを慕って住み始めたのが今からもうずーっと前のこと。

その後、黒姫山麓に住み・・ブナの森破戒をストップさせる運動・自然工法の河川改修推進・

月の輪熊と人間の共存・「アファンの森」創生などなど

ニックは黒姫に数限りない足跡を残してくれています・・・・(^^)

        アファンの森に2008.10.30英国チャールズ皇太子がいらっしゃいました 記事

 

アファン「5センス事業心の森プロジェクト」

私や仲間の黒姫4人衆が携わっている・・視覚に障害を持った子達や心に障害を持った子達と

森で過ごし5感をフルに発揮してもらうプログラムです

2005.11月

龍ちゃんと・・・

 

                              取材状況です

2004年3月より一年の準備期間を経て、ニコル氏のアファンの森において

「様々な障害を持った子達」を森に迎え森の良さを感じてもらったり伝えたりする

プログラムが始まりました。

2004年度は全7回。

2005年度も継続決定・・・第一回目が3/28から3日間です。

・・私・福田サン・秋山サン・平木さんの4人が地元講師として森や鳥居川を案内しています。

 

12/4・・一年間であった子供達とクリスマス会をしました。

  私は日帰りで東京へ出かけ、とっても楽しいひとときを過ごしました。記事です

10月20.21・・・今年最後の「心の森」でした。

9月18−20も実施しました。

 

8/25−27。ニコルさんが自然工法で残した鳥居川川畔を利用した

川のプログラムをやりました。かじかを計算度で何匹も採り楽しかったです。記事です

 

7月・8月にそれぞれ一回づつ・・心に障害を持った子達をアファンの森案内しました。

だいぶプログラムも練れてまいりました。

ジョンギャスライトのツリークライミングは相変わらず好評!

さすが・・・・

 

アファンで

フクロウ小屋で巣立つ寸前の「フクロウの子供」の撮影に成功!

 

5/15.16

視覚に障害を持った子達を森に案内しました

事前学習として長野盲学校にお世話になり、いろいろ勉強風景や給食など

見させていただきました。

おかげで当日はスムースに案内でき、かなり突っ込んだ観察まで出来ました

それにしても彼らの感性の素晴らしいこと。。      記事です

 

いよいよ「アファン心の森プロジェクト」が始まりました

3/28.29.30

第一回目として、心に障害を持つ子達を森に案内しました

いつもお連れする子供達より感性豊かで元気も良く、先生方の普段のご指導に

思わず涙が出るほどでした・・・ちょっとしたカルチャーショックでした

次回は5/15.16

聴覚に障害を持った子供達をご案内する予定です

 

いつも暖かく迎えてくれる「松木小屋」

 

 

アファンの森とは・・・

ニコル氏の故郷、ウェールズの「アファン・アルゴード森林公園」にちなんで付けられたもので

森の名前につけられている「アファン」とは・・ケルト語で「風が通る所」という意味なんだそうです

放置されていた森を、まず間伐し下草刈りをし、その土地に昔からあった木を再生し、動物たちが

大好きな実のなる蔓などは残し、少しづつ「再生している森」です。

この森の再生活動をサポートしようと言うのが・・・・

「C.W.ニコル・アファンの森財団」です。

ぜひ上のホームページを見てみてくださいませ・・・・・・・

われわれ、里山教室の活動とおんなじですね・・・・鉄下駄こと高力

 

ニコルさんが何と、大英帝国の勲章をもらいました。もしイギリス人だったら

なんとなんと「ナイト」の称号をもらっていたそうな・・・おめでとう

 

 

ちなみに、個人でアファン会員に年間5000円でなれます。

                  そして、その基金により森がドンドン再生されていきます。

     今年さらに国有林の整備を許され・・我々の夢アファンは増大してきています・・・

 

 

 

昨年8/26にニコル氏とアファンアルゴードの公園長の間で英国大使立ち会いの元

「姉妹の森」締結の調印がなされました。

これはとってもすごいことなのです・・・・だって両国の国民がお互いに自由に行き来でき、

お互いの文化や森や森の守り方や育て方を学び合い、さらにはこの交流がきっと

両国に限りない平和をもたらしてくれるのでしょう・・・私はそう思っています。

 

最近のニコル氏と信濃町

黒姫童話館で去年・・・ニコルさんのお話・ニコルさんの作品をアニメ映画化した「風を見た少年」

の無料上映会がありました。

また、今年は9/23に野尻湖シンポジウムで講演&パネルディスカッション

10/19には長野県PTA研究集会信濃町大会にて講演&パネルディスカッション

が行われました。ものすごい評判で・・・公演後ニックは校長先生達からサイン責めでした(^^)

我々の講演依頼に、町のためにととっても気軽に快く受けて下さいます・・・うれしい。。。。鉄下駄

 

 

ニコルさんのアファンの森のページへ

 

高原散策とは・・・         CWニコル氏

 

これは、仲間のホテルに対して、ニコル氏が自然散策についての文を書いてくれたものを、われわれの里山教室の仲間である「福田のてっちゃん」が訳してくれたものです・・・とても素敵な文です。

 

                          里山教室現場担当教師 福田哲也訳

 

ヨーロッパでは多くの人々にとって、自然散策が生活の中の大切な一部となっています。散策は、私達に健康と安らぎを与えてくれながら、高い費用や特別な装備を少しも求めません。残念ながら日本の街は、人々が散策を楽しめるようにはほとんど考えられて造られてはいないようです。車の都合ばかりを考えて設計されているのでしょう。老人や子供が、安心して歩く事の出来るところはほとんどありません。私達が歩く事をやめる時、同時に沢山の事を見、聞き、嗅ぐ事もやめてしまいます。
 僕は、黒姫が四季を通じて素晴らしい満足を、全てのタイプのハイカーや散策者に与える事の出来るところだとずっと言ってきました。ほとんどが、ただスキーだけの為に来て、自然に楽しむ事なく帰っていくのを残念な事だとも。物事の元にある「自然」に触れる機会を失ったために、多くの人々が「自然オンチ」になってはいないでしょうか。この事は、他の感性までなくしてしまう事にほかならないと、僕は思うのです。初めて僕が日本に来た時、その多くの風習や文化が、季節や自然に対する深い愛情と尊敬の念から発している事を、すばらしいと感じました。しかし私達は、それを急激に失いつつあるのです。もしあなたが小さなもの達を見て、全ての命の営みの中で果たしている役割に、心を留めることをしなくなったと感じているなら、ただ散策するのではなく、あなたを再び自然の中に誘ってくれる人と一緒に歩く事をお勧めします。見るべきものが沢山あるのですから。
 黒姫高原のガイドの皆さんが、気の配られた魅力的な散策に対して努力されている事を聞いて、とても嬉しかったです。ここにもやっと人々を自然の中へ連れて行ってくれる人が現われたとの思いからです。もしそうしたければ、カメラやスケッチブック、ノート、ビデオ、テープレコーダー等といったものを持っていってもいいでしょう。でも一番印象的なものは、きっとあなたの心の中に記録されることでしょう。

 

 

 

 

先日・・・11/3

お客様というか、飲み仲間というか、黒姫仲間というか・・・一緒に全員MTBに乗って

アファンの森まで走ってきました。

黒姫はみぞれ混じりだったにもかかわらず・・アファンの森はぽかぽか陽気で迎えてくれました。

 

 

 

 

昨年

日英グリーン同盟・アファンの森姉妹提携のイベントで

ニコルさんが英国大使と一緒に「桑の実」で食事をしてくれました・・

虹マスのカルパッチョがおいしかったって・・・・・

 

 

                  里山教室「そま小屋」のページへ

                  鉄下駄の「つれづれ雲」・山のこといろいろのページへ

                  ホームへ