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歌番号

 4292

作者

 大伴家持

 

      テレ  ハルヒ  ヒガリ    ココロカナ  ヒトリ

万葉歌

うらうらに 照れる春日に 雲雀あがり 情悲しも 独しおもへば 

原文

宇良宇良ニ 照流春日ニ 比婆理安我理 情悲毛 比登里志於母倍婆

 家持の悲痛な叫びが感じられる。春満開、空には雲雀が鳴いている。普通であれば、浮き浮きとした気分になるが、家持の場合は、かえって悲しみがこみ上げてきた。孤立無援の孤独感に苛まれ、名門大伴家の没落を憂え、自分の将来に希望がもてなかったのだろう。この感覚は、現代のサラリーマンにも通じるものがある。 01/02/18