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歌番号

 4291

作者

 大伴家持

 

  やど     むらたけ

万葉歌

わが屋戸の いささ群竹 吹く風の 音のかそけき この夕べかも 

原文

和我屋度能 伊佐左村竹 布久風能 於等能可蘇気伎 許能由べ可母 

 「かそけき」の音韻がなんとも、哀愁を帯びて響いてくる。夕刻、竹の葉の音が風の音に混じって、「さらさら」と聞こえてくる。また、「かそけき」は何か深く思い悩むような気持ちの表れのような感じもする。かそけき中であたりはだんだん暗くなって、闇夜となる。 01/01/10