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歌番号

 3355

作者

 東歌

 

アマ ハラ フジ シバヤマ コ クレ  トキウツ    ア 

万葉歌

天の原 富士の柴山 木の暗の 時移りなば 逢はずかもあらむ 

原文

安麻乃波良 不自能之婆夜麻 己能久能 等伎由都利奈波 阿波受可母安良牟

 富士の裾のは広大で一度迷うとなかなか出てこられないと言う。青木ヶ原樹海などが有名だが。この歌も、そんな広大な富士山を意識しているのだろう。日が沈み、山道が薄暗くなってきたら逢えなくなってしまう。そう、富士山で迷ったら、逢うどころか、自分の居場所さえ判らなくなってしまうだろう。01/02/04