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歌番号

3101 

作者

 

 

むらさき はい   つばきち  やそ         こ

万葉歌

紫は 灰さすものそ 海石榴市の 八十のちまたに 逢へる児や誰 

原文

紫者 灰指物曽 海石榴市之 八十街ニ 相児哉誰 

解釈 

 「紫は灰さすものそ」は海石榴市(つばきち)に懸かる序詞。意味としては、下二句となる。「八十(やそ)ちまた」はたぶん重要な街道の交差したところ。現代風に言えば、甲州街道と首都高の交差する新宿のような、人通りの激しい繁華街のところで、ひとりの男が、軟派しようと、通りを颯爽と歩いている若い女性に近寄って声をかけてみた。こんな光景は、遙か1300前らかあるとは驚きだ。さてその結果、彼女はどんな態度をとるか。3102番に記します。お楽しみに。98/04/12