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歌番号

 1636

作者

 舎人娘子(とねりのをとめ)

 

    マガミ

万葉歌

大口の 真神の原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに 

原文

大口能 真神之原ニ 零雪者 甚莫零 家母不有國

 真神の原は明日香村飛鳥南方一帯、真神の原に雪はもういいよ、だって家なんか無いんだもの。舎人娘子の真意は何であったのか、いまひとう判然としない。たぶん、真神の原が雪深くなれば、私の思っている人もそこを越してこられないではないかと思ったのだろう。「いたくな降りそ 家もあらなくに」の句に自己の願望が強く出ている。 01/01/24