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歌番号

 1418

作者

 志貴皇子 

 

イハ    タルミ            イ  

万葉歌

石ばしる 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも 

原文

石激 垂見之上乃 左和良ビ乃 毛要出春ニ 成来鴨

 万葉歌集の中でも有名な歌、確か高校の教科書に載っていたと思う。雪解けの小川が、清水となって湧きだし、その清らかな水に蕨が芽吹き、待ちどおしい春がやっと来た。初句「いしばしる」の引き締まった言葉が、やがて春を実感する詠嘆へと変わっていく。まさに、季節の移り変わりのように。 01/01/14