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歌番号

 937

作者

 笠金村(かさのかなむら)

 

              ナキスミ   フナセ 

万葉歌

行きめぐり 見とも飽かめや 名寸隅の 船瀬の浜に しきる白波 

原文

往廻 難見将飽八 名寸隅乃 船瀬之濱ニ 四寸流思良名美

 名寸隅は兵庫県明石市西北の海岸、何度見ても飽きない、名寸隅の停泊している船に打ちては寄する白波を見ていると。見とも、名寸隅、白波と「み」を多用することによって、旅情性が一層高まり、句に緊張感を与えている。01/01/14