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歌番号

 918

作者

 山部赤人(やまべあかひと)

 

オキ シマ アリソ タマモ  シオヒ ミ   カク      オモ 

万葉歌

沖つ島 荒磯の玉藻 潮干満ちて 隠ろひゆかば 思ほえむかも 

原文

奥嶋 荒磯之玉藻 潮干満テ 隠去者 所念武香聞

 荒磯 玉藻 潮 と絶えずうつろいやすいもの、そこに儚さと日本的な詩情が湧いてくる。潮の香りのする浜辺で、藻が海水に浸されてだんだん姿を留めなくなっていく。それは神秘的なことでもあり、愛しいことでもあったのだろう。 01/02/02