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歌番号

 909

作者

 笠金村(笠金村)

 

ヤマタカ  シラユウハナ   オチ     タキ カワチ  ミ   ア 

万葉歌

山高み 白木綿花に 落ちたぎつ 滝の河内は 見れど飽かぬかも 

原文

山高三 白木綿花 落多藝追 瀧乃河内者 雖見不飽香聞

 「白木綿花」は楮(こうぞ)の繊維で作った造花。急峻な所から川が流れ白いしぶきが立ち、あたかも純白の花が咲いたような印象を与える。滝などで見られるこの現象は、圧倒的な威圧感をもって迫ってくる。笠金村も吉野川でそんな体験をしたのだろう。「見れど飽かぬかも」にその気持ちが表れている。01/02/02