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歌番号

 859

作者

 大伴旅人

 

ハル    ワギエ サト  カワト   アユコ  ハシ  キミマチ 

万葉歌

春されば 吾家の里の 川門には 鮎児さ走る 君待ちがてに

原文

波流佐礼婆 和伎覇能佐刀能 可波度ニ波 阿由故佐婆斯流 吉美麻知我テ二

 春になると、私の家の方では、川の瀬に鮎が生きよい良く泳でいる。あたかも貴方を待ちきれないでいるように。春の清冽な川に、鮎が泳いでいる。それは生命の躍動を感じ、そのエネルギーは恋する人にと充填される。01/02/28