万葉集トップページに戻る

歌番号

 856

作者

 大伴旅人

 

マツウラ   タマシマガワ アユツ    タ   コ    イエジ  

万葉歌

松浦なる 玉島川に 鮎釣ると 立たせる子らが 家路しらずも 

原文

麻都良奈流 多麻之麻河波ニ 阿由都流等 多々世流古良何 伊弊遅斯良受毛

 松浦の玉島川(唐津市東松浦郡浜玉町)で鮎を釣って立っている人(乙女)の家を訪ねたくも、その家がわからない。万葉集巻1の1雄略天皇の菜摘みの歌を思い出す。若い乙女の野山での採集の姿を唄ったこれらの歌は、多分その土地の民謡的な要素を題材にしたのだろう。01/02/27