万葉集トップページに戻る
| 歌番号 |
318 |
作者 |
山部赤人 |
|
|
タゴ ウ イ ミ シロ フジ タカネ ユキ フ |
||
|
万葉歌 |
田児の浦ゆ うち出でて見れば ま白にぞ 不尽の高嶺に 雪は降りける |
||
|
原文 |
田児之浦従 打出而見者 真白衣 不尽能高嶺ニ 雪波零家留 |
||
|
「田児の浦ゆ」の「ゆ」という助詞が効果的だ、天下の名峰富士山を見るポイントとして田子の浦の在る特定の場所から、壮大な富士が目の前に現れたのだろう。その感動が「ゆ」に表れている。前句の動的な歌に対して、後半の「不尽の高嶺に 雪は降りける」が、水墨がの描写のような、静寂な世界。この対比が絶妙なリズムを醸し出す。 01/02/04 |
|||