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歌番号

 316

作者

 大伴旅人(おおとものたびと)

 

ムカシミ  キサ オガワ  イマミレハ      サヤ 

万葉歌

昔見し 象の小川を 今見れば いよいよ清けく なりにけるかも 

原文

昔見之 象乃小河乎 今見者 弥清 成ニ来鴨

 象の小川は吉野を源流とする川、昔見た象の小川を今見ると、ますます、清く流れていることだ。激る吉野の川ではなく、どこまでも清らかで、純粋な流れに、旅人の心は惹かれたのだろう。 01/01/30