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歌番号

 251

作者

 柿本人麻呂

 

アワジ  ノジマ サキ  ハマカゼ イモ ムス   ヒモフ 

万葉歌

淡路の 野島の崎の 浜風に 妹が結びし 紐吹きかえす 

原文

粟路之 野嶋之前乃 浜風ニ 妹之結 紐吹返

 前半の律動的な感じから、一転伸びやかな句となる。海岸の浜風を全身で受けて佇んでいる人麻呂の姿が目に浮かぶ。潮風に揺れる帯紐の翻りに、妻と離れた旅での寂しさがより一層増している。01/02/23