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歌番号

 235

作者

 柿本人麻呂

 

オオキミ  カミ      アマクモ  イカズチ  イホ 

万葉歌

大君は 神にしませば 天雲の 雷の上に 廬らせるかも 

原文

皇者 神二四座者 天雲之 雷之上ニ 廬為流鴨 

天皇は神である。だから、天の雷、その雷丘(いかずちのおか)に住んでいらっしゃる。雷丘と雷を懸けて、天と同様な天皇の力ということを隠喩としている。天皇を中心とした、国家が形成されつつある時期の歌である。万葉集を代表する宮廷歌人、柿本人麻呂の歌は、スケールが大きくしかも力強い、東大寺の金剛仁王像を見ているようだ。01/01/17