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歌番号 |
92 |
作者 |
鏡女王(かがみのおおきみ) |
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こ したがくり ま |
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万葉歌 |
秋山の 木の下隠り 行く水の 我こそ益さめ 思もすよりは |
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原文 |
秋山之 樹下隠 逝水乃 吾許曽益目 御念従者 |
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解釈 |
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秋の紅葉に色付いた山の地表には、誰も気づかないが滔々と水が流れている。そのようにわたしの思いは、この川の流れのように変わることなく続いていきます。天智天皇への返歌である、この歌の、比喩が山の下を流れる水を人間の血液で、しかもそこに流れる血液は、恋という情念が絶えることなく流れている。なんとすばらしい喩えなのだろう。さすがに、万葉集第一の女性歌人額田王(ぬかたのおおきみ)の姉だけのことはある。98/04/11
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