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歌番号

 47

作者

 柿本人麻呂

 

 クサカル  アラノ      モミジバ  ス   キミ  カタミ   コ

万葉歌

ま草刈る 荒野にはあれど 黄葉の 過ぎにし君が 形見とぞ来し 

原文

真草刈 荒野者難有 葉 過去君之 形見跡曽来師

 柿本人麻呂安騎野の挽歌第二歌、草を刈るような、荒涼とした阿騎野のもみじの葉が散っている。それは、亡き草壁皇子の形見のように思われる。寒々とした初冬の中、少なくなって行くもみじの葉に死者の霊魂と同一視(デジャブー)するような、冥界と現実がひとつの葉を通して、リンクされている。あまりにも、象徴的な「黄葉」である。 01/01/28