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歌番号 |
20 |
作者 |
額田王(ぬかたのおおきみ) |
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むらさきの しめの のもり そで |
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万葉歌 |
あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る |
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原文 |
茜草指 武良前野逝 標野行 野守者不見哉 君之袖布流 |
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解釈 |
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蒲生野(がもうの)で額田王が大海人皇子(おおあまのみこ:後の天武天皇)に送った歌。この歌は万葉集のなかでも特に有名な歌。あかねさすは紫にかかる枕詞、紫野は染料の生えている所、標野(しめの)は天皇の後領地、あなたは袖を振っているが、そんなことをすれば野の番人が見るではございませんか。「あかね」「紫」といった視覚的なイメージから急転、下の句は、行動的そして叙情的印象を受ける。このように、視覚と感情の両面から心に迫ってくるこの歌は、完成された絵画を観るような、深い味わいがある。98/04/17 |
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