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歌番号

 8

作者

 額田王

 

にきたつ 

万葉歌

熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかないぬ今は漕ぎいでな  

原文

熟田津に 船乗世武登 月待者 潮毛可奈比沼 今者許藝乞菜 

熟田津に停泊していると、出航するに潮目となった、さあ出発しよう。とでも訳したらよいのだろうか。昔の航海は羅針盤がないので、自然現象を頼りにするしかなかったのだろう。それにしても、この歌からすれば、月を待って夜の航海と言うことになる。 額田王の鼓舞するような歌い方といい、また夜の航海といいよほど重要な任務を負っていたのだろう。 01/01/04