今回ご紹介するのはこの人清水 紀久夫さん(74)

水と土がブランド




五郎兵衛米耕作者の一人、清水 紀久夫さんは農業高校卒業後に兼業農家として水田耕作を始められました。定年退職後、専業農家となり、今では作業受託されている田んぼも含め約4.5ha(100m×30m四方の水田15枚)を耕作されています。



「一部の外食産業経営者が『農家では、多くの農薬を散布し、自分たちの食べるものは別に作っている。私達の食品業界でも例外ではありません。CMだけで、売上を伸ばし続ける会社。肝心の商品づくりはほとんどのものを外部委託。経営者自身が、自分の作った商品を口にもしない。自分が食べられないものを、平気で売る。』と会社理念の中で言われているが、多くの農薬を散布すれば、消費者にとっても生産者にとってもどちらにもプラスにはならないという考えの中では、まったくあてはまらないのでは。自分や家族が食べて、安全・安心・おいしいと思うこのお米を消費者に知ってもらいたい。私たち生産者と消費者が共にプラスにならなければならないことを忘れずに耕作していきたい。」と語ってくれました。