写真絵の描き方。

写真絵コレクションへGO!

「なんだ、これくらいのこと。自分ならもっとこうして、、」と思っていただけたらと思います。もちろん、背景まで根気良く描き込んでも、全く違う背景を持って来てもかまいません。

小文字で書いてあるのは自分にとっての決意の様なもの。もっと、具体的なアドバイスがあるとしたら

勝手に始めたことなので、勝手に『写真絵』と名付けました。

一眼レフはいいけれど、持ち歩くには重すぎる。デジタルカメラは手軽だけれど、もう一つ、満足できない<予算の関係もある>。画像処理ソフトでいじってみても、ますます自分のイメージからも対象からも離れてしまう気がする。そんな時、思い付いて絵にしてみたら、違う世界が見えて来ました。どうしても関心は人物に行くけれど、背景もしっかり見たいから、そのまま写真で残すことにしました。

集まった物は、自分のまわりの世界を見ようというわたしの意志であり、他人を見ることで自分を確認したい、という意志(魂胆)でもあります。また、一方的なラブレターのようでもあり、妄想の世界とも言えます。これを見て、「長野って、面 白い人がたくさんいるんだね」と言われたら本望です。

パソコンで絵を描くことのメリットは、広い場所や道具が要らず、準備や後片付けをしなくて済むこと。モデルと向き合う時間が少なくて済むこと。ファイルで保存しておけばじゃまにならないし、いつでも何枚でも取りだせること。

デメリットは、絵の具を塗りたくる、鋭いペン先で紙を刻む、真っ白な面に筆を降ろす、モデルと緊張感を持って長時間直接向き合う…など、五感の『快』から遠ざかってしまうこと。<従って、幼児・児童にはあまり勧められません>

しわ、たるみを書き込みむ程に老けていきます。嫌がられそうなので、自分をモデルにしてみました。

使っているのは、iMacとphotoshop5.0LE<4.0jもあるけれど、こちらの方が使い易い>、今はペンタブレットを使っていますが、もちろんマウスでも描けます。マウスで線を引く時は一度にと思わず、少しづつ描いていくのが良いようです。ペンタブレットとは違った線で、それも好きです。

1
2
3
 写真を用意し、photoshopで開く。元の写 真に手を付けないように、複製をつくる。この複製で作業を続ける。 トーン、色調、明暗、シャープネス、ぼかしなどで好みの画像を作る。
 レイヤーを重ねて輪郭をスケッチ。大胆に。顔の作り、しわ、などは後で修正し易い様に別レイヤーにしておく。かき込む程に老けていく。時々保存。
 なげなわツールと塗りつぶしツールを使い、色をつける。淡色から。
4
5
6
レイヤーを重ね濃色や影をつけていく。最後に瞳など、強い白が欲しい所には入れる。 保存。 写真の人物部分を切り取る。*下に詳しく。 写真と絵を一緒にしてレイヤーの上下、濃淡など調節し、保存。<クリックすると拡大します>

 なげなわツールにぼかしを入れるとこんなふう。<クリックすると拡大します>

*写真の切り取り方。

<人物部分を選択したものが欲しいだけなので、保存しない。或は、別名で保存したものを使う。くれぐれも元データを無くしてしまわない様に。>

  1. 背景を不可視にし画像の統合。
  2. 背景の白を選択、クイックマスクで人物を赤に。
  3. 修正するところがあれば修正、赤を選択。コピーして、閉じる。保存しない>
  4. 元のファイルを開き、背景の上にペーストすると、新しいレイヤーに黒いシルエットができる。
  5. 黒いシルエットを人物と重ねる。
  6. シルエットを選択したまま背景に移り、背景を切り取る。

写真絵コレクションへGO!

トップへ戻る