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「農業は人間にとって最も基本的で、最も立派で、最も有用で、最も高貴な職業である」というルソーの言葉を胸に秘め、信州・伊那谷の最南端で自然卵養鶏を柱に、自然農法に挑む脱サラ夫婦。薬や効率から無縁のニワトリとヤギが大声で鳴き、田圃と畑はにわか百姓を笑う。されど心を柔らかに耕せば、合鴨の燻製・ヤギチーズ・お米発酵液・卵油・芝ヤギなどの宝の山…。古くて新しい、黄金のスローライフがここにある! バブル後遺症の我々は食べ物に、農業に、暮らしに何を求めているのか―。時に熱く、時にユーモラスに問う痛快農業日誌。 1 夢は大きく志高く
2 鶏口となるも
3 我らの自然農法
4 田舎と世界と
5 ヤギと再び お米発酵液/笑われる新参者/逃亡するヤギ/種つけ10秒・6500円/鶏肉の解体大作戦/弱い者への態度/ヤギ市場/清き川と交換したもの/マクドナルドの怪しい要請/これでも専業農家/物価の優等生は虐待の賜物/俺にも機密費を/高性能ピーマン選別機の運命/僅少動物 芝ヤギ/芝ヤギの買い付け/ヤギの夏ばて/カジノと戦争で不況脱出?/嗚呼、高額納税者/いつまでも傷まない毒菜/ほか |
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「住み心地の良い家」の設計とは(奥村秀一) |
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塚田章二郎・長谷山俊郎編著 四六判 301p 1748円 1996年12月初刷 |
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