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DIP基板のはんだの説明                         [ home ]

基板作業では、もっともポピュラーな、DIP部品のはんだつけの説明です
こて、はんだの選定とはんだ作業を手順を追って解説します
最後に、はんだのコツ、ヒントも紹介しています


はんだつけ作業

「こて」 「はんだ」 の選定
こて   : 20W程度  (ちょっと大きい方が私は使いやすい)
はんだ  : 線径 0.6 (線径 1.0でも問題ありません) 糸はんだ

あまり太いはんだを使うと、多量はんだによるはんだ不良になります
注意しましょう

全体の作業の流れは、
部品挿入  加熱  はんだを溶かす  ポーズ  加熱終了  はんだのチェック
となります。


作業手順を追って、はんだの方法を解説します

はんだ付け作業で大切な事はイメージです
(はんだ付けに関わらず何事でもイメージは大切ですが)
はんだをする時のイメージは、

「ぬれ」と「拡散」を意識しましょう。        (「ぬれ」と「拡散」とは、
スルーホールに染み込んでいくイメージで溶かします。
強い合金を作ることを感じてください。

こて先 に予備はんだします
予備はんだとは、温まっているこて先に、はんだを溶かしてあげることです。
酸化防止、こて先の保護です。予備はんだをしておくと、はんだのノリも良いです。

部品とパッドの加熱をします
先ほどの予備はんだしてあるこて先を、ぬれたスポンジ等を使用して、きれいにします。
そして、部品とパッドにこて先をあて、適正温度まで加熱します。  (最適加熱条件は
時間は約2秒を目安にします。

加熱部にはんだを溶かす
こて先はそのままで、加熱した箇所とこて先に、はんだを溶かしていきます。
すぅー
 とはんだを溶かしてあげます。
はんだはこてから溶かすのではなく、加熱中の部品端子かパッドから溶かします。
(こてから溶かすと、部品が加熱不足の時、こてにはんだがまとわりつき失敗します。)
時間で約2秒、全体にいきわたらせます。

はんだを溶かすとき、あくまでも自然に、やさしく溶かしてあげます。
適切に加熱されていれば、気持ちよく溶けていきます。
こってり溶かさずに、少な目を意識して溶かしていきましょう。

なじませる(ポーズ)
溶けたはんだが全体に馴染むようにそのまま1秒間加熱を続けます。
(この時はんだは、適量溶かした後、離してあります。)
この
ポーズの状態で、スルーホールの場合、部品面まではんだが上がります。

フライフィッシングのキャストでも、ポーズが大事です。

こてを引く
こて をパッドか部品端子に沿って引きます(離します)

あまり早いスピードで、引かないようにします
早すぎると、大気によりソルダの熱が奪われ、つらら になります
気をつけましょう

終了
はんだ終了まで、おおよそ5秒が目安です。(1端子)
これで、一個(1端子)のはんだ作業が終了です。

例えば、DIPタイプのIC 14ピンの場合、この繰り返しではんだしていきます。
途中で、こて先のはんだの付き具合等をみながら、濡れたスポンジ等を利用して、
こて先をきれいにしましょう。


はんだ状態のチェック               (良いはんだの外観は、

良い はんだは、
はんだ面の輝きと形状で判断できます。
形は富士山。長く裾を引いています。
きれいな
光沢、艶があります。

良くない はんだは、
外観形状は、だんご や つの になります。
光沢もなく、くすんでいます。
原因は、適切な温度ではんだ処理されていないからです。

はんだ状態のサンプルです。

(否) はんだが少ない状態
   
  富士山の形になっていない。
      この場合、はんだを足してあげるとよくな      ります。

) はんだ量が適切、光沢もいい状態
     形が富士山になっている。
      光沢もいい状態
     
「ソルダビリティがよい」と表現されます。

) よく染み込んだはんだは、部品面    までしみてるよ

(否) はんだが多すぎ
    少しだんごになり気味
     よく温まっていない場合、
     または、はんだの多すぎです。
     多すぎの場合、吸い取ってから再度
              はん だします。

     ベタGNDパターンでは、熱不足に注意が
     必要です。
     (今でもよく失敗します。)


コツ・ヒント

よく温めよう
重要なのは、よく温めることです。部品もパッドも。           
但し、5秒以内にしましょう。温めすぎると部品の破損とはんだの過剰感化につながります。
(今まで5秒以上温めて壊れた部品はないけど)
あと、やけどにも注意。抵抗を温めすぎて触ると あちっ てなるよ。あくまでもほどほどに。

少しなれてくると、ちょっとくらいの熱さは平気になります。

適正温度の確認
はんだを溶かす時、すこしづつ溶かしていけば、溶け方で加熱状態が把握できます。
適正温度に達していない場合、パッドや部品にはんだがのびず、こて先 だけにはんだがつきます。
この場合、こてとはんだを基板から離し、もう一度やり直しましょう。
このまま続けると、だんご になります。

加熱時間について
今まで記した時間の3秒〜5秒といっても、こて のワッテージにもよりますので、ある程度は感覚になりま す。(職人のカン)
加熱状態を把握しながら作業しましょう。
加熱状態は、はんだの溶けかたで、判断しています

加熱のしすぎにも注意
加熱は必要ですが、あまりの長時間加熱は、他への損傷も招きます。
加熱できないといって、いつまでも加熱していると、

基板からパッドがはがれてしまうことがあるので注意が必要です。
はんだも加熱しすぎると酸化します。表面の光沢が失われるので、見てわかります。
その場合やり直しましょう。

GNDパターン等の温まりにくい場所で、上手くはんだがのらないときは
大きくパワーのあるこてを使用して短時間での加熱及びはんだ処理をするのが一番。
そんなパワーのあるこてがない場合、
まず、GNDパターンを加熱します。この時は、なるべく部品への加熱は避けます。
GNDパターン → 端子 の順で加熱します。
ころあいをみて(約10秒位かな)、部品端子も加熱してはんだします。(部品端子加熱は2秒程度です。)

GNDパターンは面積があるので、加熱しずらく放熱もしずらいです。

イモはんだの原因
適正温度になっていない
部品端子及びパッドが適正温度に加熱されていない場合、はんだが溶けずに イモ はんだになります。だんごの状態になります。
加熱不足のイモはんだは、叩けば取れます。(振動でも取れてしまいます。)
はんだを溶かした時、「ぬれ」や「拡散」を感じない時は、イモ はんだの危険性があります。
注意して、見極めを行いましょう。

風に気をつけて
リズムよくはんだ作業を進めていて、突然の風。
この風により加熱部が冷やされ、適正温度でなくなり失敗。
リズムが崩れ、集中力を欠いてしまいます。気をつけましょう。

作業時の注意
私の場合、こてが温まっているか鼻の下で確認します。午後1:00〜2:00は要注意。
寝ぼけて焼けどした人を知っています。(自分ではありません)
温まっているのが解っていても、癖でやってます。(臭いをかいでいるわけではありません。)

はんだショートに注意
はんだショートと言っても、不良はんだ作業によるショートではありません。手はんだの場合糸はんだを使用しますが、このはんだが、こてのAC100Vプラグとコンセントの間に入り、AC100Vでショートしたことがあります。ブレーカーが落ちました。気を付けましょう(体験談より)

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