プロフィール

我が地域について

 北アルプスの南東に広がる長野県松本市。標高約650mの盆地にあり、夏は35度以上、冬は−15以下になり、一年を通じて、寒暖の差が激しい地域です。また、一日の最高、最低気温の差(日隔差)も大きく、気象は日本で指折り激しい地域と聞いております。日照の良さはもとより、この日隔差の大きさが、果実の色づき、味を良くする一番のスパイスです。
 土壌は黒土の肥沃大地で、りんご、梨、ぶどう、もも、スイカ、高原野菜、米をはじめ、長芋、ゴボウも栽培できるほど有効土壌が深く、北アルプスのミネラルを含んだ水が農業用灌水施設として整備されている果樹栽培に非常に恵まれた大地です。


ミミズ君がもも園の木陰で涼んでいました。
農業を通じて発信したいこと

 梶原祐一、52歳、うお座のA型。

 脱サラして27年、実家のりんご、梨、桃園を継ぎました 。就農した当初はやることだらけ、天候に左右され、計画通りに進まない、休めない、冬になったら逃げ出そうと思っていました。

 年月が経ち、失敗や観察を重ねるうちに、果物の木々たちが私に語りかけてくるようになりました。 今では周りの先輩農家の方々から、「梶原君、よく手が入っているね。 」とお褒めの言葉をいただけるようになりました。
 1年に一度しかないチャンスで実を結んだ果実たちが、日々、大きくなっていく姿が愛おしくてたまりません。

 地球温暖化の影響で、異常気象が頻繁に発生し、毎年どこかの地域が被害を被っている現在。田畑を耕作し維持することは、二酸化炭素吸収や、豪雨の際の濁流抑制、心の癒しなど、様々な役割を担っています。

 海外から安い農産物が大量に輸入され、経営が厳しい日本の農家。農業で生計が立てられることを若い世代に背中で見せたい。そして地域を継ぎ、耕す青年が、一人でも増えてほしい。
 そんな思いで、日々、農作業に汗を流しております。

 高級な特選品よりも、安価で美味しい規格外品の注文を大切にし、皆様にたくさんの果物を召し上がっていただけるよう、努めております。

 「量より質!」 面積拡大より、高品質生産を心がけています。

 こんな私ですが、末永くよろしくお願いします。

「かじりんごちゃん」について

2009年初夏、園主と愛知県立芸術大学の大学院生、江守未帆さんがカーリングを通じて知り合ったみたいで、彼女にデザインしてもらい誕生しました。
「梶さんちのりんご」を「がぶっと」丸かじりしたことから、ひらめいたみたいよ。
 私もちょっとだけ農作業、お手伝いしてみたんだけど、奥が深くって大変だったわ。でも美味しい果物を食べることは超好きで、その美味しさを宣伝することなら任せて。

好きな物: 美味しい果物全部
嫌いな物: 台風、遅霜、雹


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