いも通信          フランシスコ修道会員・カトリック司祭の農村生活記




 4月に入り稲の種籾の浸水も始まり、いよいよ苗作りに入った。例年のように暖かくならず、今年の農作物は大丈夫だろうかと不安もよぎる。
 3日は全国的に大荒れの天気になった。台風並みの強風で、お年寄りが亡くなったり、トラックが転倒したりと各地で被害が出た。かくいう我が家も古い家で、雨漏りを防ぐために屋根の瓦の上を覆っていたトタンが吹き飛ばされ、すさまじい雨漏りに、たらいやバケツ、洗面器など、総動員でひどい目に遭った。そのほか、ビニールハウスのビニールが剥がれる被害もあったが、それはたいした被害ではない。
 屋根のことは考えただけで憂鬱になるが、まあ、ぼちぼちやるしかない。あの大震災に遭った人々のことを考えると、この程度の被害はたいしたことがない、と思うことにする。
 4月8日は復活祭。いのちが溢れ出す春の到来を告げる祭りである。いのちが輝く春であって欲しい、と祈らずにはいられない。

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