スノーボード日記
22MAR2000
21日、ついにスノーボードを体験してきました。八方尾根スキースクールボード部の初心者クラスに入り、
高校生の若者と一緒に、汗びっしょりで一日練習しました。斜度の緩やかなところで
一通りレクチャーを受け、いきなり名木山第2リフトに連れていかれ、死ぬ思いで横滑りカマシ続けた結果、大腿部の筋肉がバーストしそうでした。
スキーではもう何年も転倒した記憶はありませんので、
「雪の上で転ぶ」 という経験を100年分したような気がします。
新鮮でした!! でも今日は身体中筋肉痛です。
気温が高く、雪はビチョビチョでしたが、スキーと違い、雪質による滑り難さはあまり無いのでは?と素人なりに感じました。
午後の講習が終了する前ぐらいには、名木山の短いリフト横のゲレンデを
何とか連続したターンで降りて来れるようになりました。が、うまく行った理由が解らず、云ってみればマグレがたまたま連続したのかも知れません。又スクールに入る予定です。ま〜・・・・ハマリそうになっているワケデス。
少し解った事:
ゲレンデの真中で座っているボーダーは、スキーヤーにとっては気になりますが、自分でやってみて初めて 「無理も無いな〜」 と実感した次第。何しろ転んだら容易には立てないし、移動出来ないのですから。
板が一枚で、エッジが2本、その上に足を広げて踏ん張るので、板進行方向
の加減速に対してのバランスは保ち易いです。但し、板横方向のバランスがとりにくい訳で、これが何とかうまく行くと、案外簡単に滑れてしまう。とはいっても、これに慣れるまではけっこう時間が掛かりそう。筋肉痛が証明しています。
スキーヤーからすると、両足が固定されたボードは、自由が利かなくバランス保持が大変ですが、ボーダーからすると、左右バラバラに動くスキーの方が厄介に感じるかもしれません。それぞれ合計4本のエッジの使い方、角度、荷重の仕方、ひねりの加え方、等々・・・・の組み合せを考えると、それこそ無限ともいえる訳で、誤解を恐れずに云えば、ボードより遥かに複雑で、難しいといえるかもしれません。
斜面を滑り降りること(歩きは抜き)だけを取れば、ボードはスキーより合理的(シンプル イズ ザ ベスト)に思えます。
27/mar2000
今日で2日目。
大雪(約90cm)の後、快晴の空の下NAXに行ってきました。久しぶりでしたので、始めは短いリフトで数回練習した後、勇気を出して長いリフトに挑戦。
約1時間半でけっこう連続したターンが出来るようになり、最初の頃の太ももがどうにかなりそうな辛い感じは少し緩和されました。胸を起こして滑られる様になったからかもしれません。
とにかく始めた以上何とか物にしないと。
ところで2日目にして不愉快な経験をしました。私がSい小屋の上部(斜度の緩やかな所)を右ターンでよたよたと回っていたら、上からいかにもオレは上手いんだといった風体のスキーヤーがショートターンの練習をしているつもりだったのでしょう、フォールラインに絡んで真直ぐ滑って来ました。
私のラインと交錯しそうでしたが、彼は自分のラインとリズムを崩さずに、と言うかむしろ私のボードを意図的に(その位解ります)引っ掛けて行きました。私は転倒した訳です。(私の回避能力は皆無に近い)
きっと1級位は持っていると思われる上級者に見えました。彼は上から見ているわけですから、当然私のことは視野に入っていた筈ですし、十分回避出きる技量がありながらの彼の行為は、ボーダーに対するあからさまな嫌がらせだったのでは、と思いました。
滑り方も典型的な「検定合格したい!テクニカル取ってイバリタイ!」タイプのこの変体野郎には正直むかつきました。
背中にJAPANと書かれたウエアーには、”デモ”と名の付く
勘違い野郎のサインが入っていたりして・・・・?。もう大笑いですが・・・・・。
私がよたよたと下にたどり着くと、その変体が得意げなバカズラで立っていたので、文句の一つでも言ってやろうと、ボードを外して近ずいて行ったら、私に気が付いて慌てて近くの食堂に駆け込んで行きました。やはり意図的だった訳です。(深追いはしませんでした)
勿論こんなスキーヤーは希だとは思います。
今でこそボードは認知されつつありますが、まだ僅かだった頃、「邪魔だけど一部なら滑らせてやるか」の時代、ボーダー達は一体どんな思いで滑っていたのだろう。スキーヤーとしては考えさせられる出来事でした。
3日目
30mar2000
右回りは何とかエッジに乗って滑られる様になりましたが(上の写真)、左回りは回り過ぎてすぐ横滑り状態になってしまいます。これを解決しないといちいちターンが途切れてうまくないな〜。
今日(4/1)例の友達と咲花ゲレンデに練習に行きました。閃きました。
左ターンに入ってすぐ、椅子に腰をおろすようにしゃがむ、とエッジに乗って曲がって行くではないか!!。でも要領は解ったけれど、いつも上手くいくとは限らない。もっともっと練習しよう。