MCときどきにっき2013 | |
2013/11/13 MC日記にはあまり書けませんでしたが、野暮用が多かった割には今年も随分走り回りました。 お陰でR1100Sも無事(^^)?11万キロを超えたし、RC30もそろそろ11万キロになりそうだし、やっぱりモーターサイクルライディングは止められません。 日本海沿いを南下している時に11万キロに達しました(2013/11/02) 澄んだ青空の下を好きなMCで走れる喜びは、何物にも替え難いと感じるひと時です。 2013/09/06 このところお天気が安定せず、MCに乗れる時間が極端に減っています。 白馬は晴れていても一寸一山越えると雨で引き返したり・・・・・。 今日は晴れの予報だったので久し振りに毛無峠に行ってみようと走り出したものの、長野方面に向かう途中小川村の辺りで雨。 毛無峠は諦めビーナスラインに行こうと大町方面に向かうもこれまた途中から雨。折角早起きして距離を走ろうと思っていたのですが、一旦家まで引き返して様子をみることに。 2時間ほど待って再び長野方面に向かうと今度は道も乾き始めていたのですが、志賀高原や菅平の方角は厚い雲に覆われていて、山田温泉付近では案の定霧雨。 仕方なく、飯山、斑尾、戸隠、聖高原、小熊山と回って帰ってきました。 朝からの走行距離は約400Km。 どうしても走りたかったのは、ヘルメットを新調したからです。 フルフェイスは3〜4年毎に購入していたのですが、オープンフェイスはアライのSZαRR以来20年振り。 左 アライSZαRR、 右 ショウエイ J-FORCE III 独特の風切音や風の巻き込みで目が乾いてしまう等で、長距離ツーリングには使えなかったオープンフェイスですが、20年振りに購入したそれは全く別物と言うべき快適さでした。 これがメーカーの違いなのか、20年の進化かなのは分かりませんが、アライばかり使い続けている身としては、現在使用しているフルフェイスを遥かに凌ぐ快適さに驚きました。 転倒時の安全性の問題と、若干の風の巻き込みを除けば、ツーリングにこれを使わない理由は見つからないと思ってしまう程です。 長所 1:走行時(それなりの速度^^)、ヘルメットに掛かる風圧が少ないから首が痛くならない 2:高速でも全くブレないから視認性良好 3:シールドの歪が皆無に近く、視界の広さと相俟って装着しているのを忘れる程 4:風切音はそれなりにあるものの、ヘルメットに起因する雑音が無いから疲れない 5:ベンチレーションが秀逸 6:各部の作りが良くて質感が高く、シールドの脱着も簡単確実 短所 1:多少重い(アライSZαRR1300g ショウエイ J-FORCE III1400g) 2:アライに慣れているせいか、フィット感に物足りなさがある 聖高原 小熊山からは木崎湖と大町市が一望出来ます。 夜だと夜景が綺麗に見えそうですが、熊や猿の巣なので危険カモ(^^; 1万キロは使いたかったパイロットロード2のフロントが、6000Kmでウエアインジケータ露出してしまったので、「やけに減りが早いな〜〜」と思って過去のデータを見直したら、BSのBT021は3000Km持たなかった事が分かり、それに比べれば倍以上も使えているのでヨシとしなければ・・・・・(−−;。 R1100Sに使ったタイヤの中で、一番耐摩耗性に優れていたのはマカダム90Xで、唯一の1万キロ超え。 しかし、甥っ子のCB400SFに付いているパイロットロード2は、25,000Kmを超えても未だ5分山程度であることを考えると、私のライディングに問題があるのか、甥っ子の運転が特殊なのかは不明(−−)。 ちなみに甥っ子CB400SFは、今頃北海道で222,222Kmに達していることでしょう。勿論ノンオーバーホール。 2013/08/29 春からは1198Sに集中的に乗り、手放した後はRC30ベッタリだったのですが、久々の日帰りロングツーリングはR1100S。 そろそろ11万キロに達しようとしているMCですが、RC30同様未だに絶好調です。 少し汗ばむ空気の中を、奈川村→薮原スキー場→開田高原→飛騨農園街道→上宝村→山之村牧場→上宝村→平湯→安房峠→白馬と、約450Km走ってきました。 開田高原は沿道のコスモスが満開で、一足先に秋の気配が漂っていました。 飛騨農園街道の途中には柱状節理?の小規模版があります。手前の石柱は注連縄がされていているので、何かいわれがあるのかも知れません。 天空の村と呼ばれている山之村の牧場です。 国道471号線からのアプローチは快適なワインディングで気分爽快。 山之村までのワインディングも愉しいのですが、驚くべきは道路に沿って流れる渓流の綺麗さ!! 水の透明度も凄いけれど岩も見事。 至る所こんな場所ばかり。 いちいち停車して写真を撮っているときりが無いので、後ろ髪を引かれる思いで・・・・って髪無いですが(^^;・・・・帰路につきました。 ワインディングばかりでなく、たまにはバイクを降りて川原散策も粋だと思った一日でした。 2013/08/01 ここのところ天候が不安定なので、走りに出掛けても空模様が怪しいと途中で引き返してきたりして、なかなか予定したルートを走り切ることが出来ません。 先日(7/30)も頚城広域農道を目指して走っていたら、上越方面が「夜!?」かと思わせる位真っ暗になっていて、走っていても汗が噴出す程暑かったので、このまま土砂降りの中に突入してみようか?と一瞬思ったものの、やはり雷の下を走る趣味は持ち合わせていないので、新井の手前でUターン。 途中久々に寄った野尻湖は、夏休み期間とは思えないほど閑散としていて、RC30を購入した26年前とは大分様子が違っていました。 長野方面は幸い青空が広がっていたので、いつもの飯綱/戸隠/聖高原/大岡村/アルプス展望道路/大町市周辺を走って帰宅。 走行距離はなんとなく中途半端な300Km(^^;。 出発前、気分転換にフロントフェンダーをレース仕様のFRP製に交換してみました。 純正フェンダーに較べ170g軽量(360g→190g)のメリットは不明なものの、色が白から赤に変わっただけで雰囲気は賛否両論(^^)。 いつもそして今回も乗る度に「RC30ってなんて良いMCなんだろう」とつくづく感じるのだけれど、それは直前まで乗っていた1198Sがあまりにも過激なMCだったからだけでは無く、「技術者の魂が宿っている」という点で孤高の存在だからなのだと思う。 具体的には一人乗りと割り切ったサスペンションは二人乗りを前提とした1198Sの硬過ぎるそれとは雲泥の差だし、低回転域での超スムーズなツキの良さは、CR系では無く敢えてCVキャブを採用したからだろう。 高回転域で発生するパワーとレスポンスはレーシングエンジンそのものなのに、一方で極低速域での気難しさが一切無い扱い良さを兼ね備えているRC30は、常識的速度域では3速までしか使えない1198Sにに比べ、スポーツバイクを愉しむ上で大きなアドバンテージになっていると思う。 大抵のMCは、一つや二つ特徴的なウイークポイントを持っていると思われるのに、RC30に限れば、高回転域を多用しても、26年間(全車相当な距離を走っていると思われる)で深刻な故障の報告を聞いたことが無いのは驚きでもある。 エンジンの丈夫さは勿論車体関係も同様。この信頼感は長距離ツーリングでも大きな魅力。 赤いフェンダーも悪くはないと思います(^^) 2013/07/23 1198Sとの時間は、例えが適切では無いかもしれないし実際そんな経験がある訳でも誓って無いのですが、結婚していながら「超魅力的な高嶺の花的女性と浮気してしまった人」の心境ってこんな感じなのかな〜〜〜?と思った次第(^^)。 たった2ヶ月だったけれども、ドキドキする夢のような時間は、どこか身の丈に合わない違和感があったし、これ以上続けるといろんな意味で破滅を予感させるものだったから、断腸の思いで別れたのは正解だったと思う。 しかし、それだけに喪失感は大きく、いつもなら余程のことが無い限り週に1〜2度は近所を走り回っていたのに、北海道ツーリング以来MCライディングからは遠ざかっていた。 あの強烈な刺激はR1100SやSRXでは絶対味わえないものだし、RC30にしたって色褪せてしまう程だったから。 久々のショートツーリングは昨年秋以来のRC30。 26年前はバリバリのレーサーだったRC30は、イタリア娘に比べ全てが柔らかく優しく感じられ、浮気したにもかかわらず何と穏やかで寛容で慈悲深いこと!(^^;。 しかし、7000rpm以上さえ保っていれば肝っ玉カーさん的底力を発揮して、純粋にスポーツライディングを愉しめるパフォーマンスは勿論健在。 「ああやっぱり私にはRC30しか無い」と、心底思った次第。 7000rpm以下でのツキの穏やかさは、ツーリングで「流す」走りにはうってつけだし、6速ノンスナッチが50Km/h以下なのもストレスが溜まらない。 何しろ1198Sばかり5000Kmも乗って、イタリアのジャジャ馬娘に体が慣れてしまっていたからか、RC30の振動の少なさとノイズの少なさには改めて感銘を受けた程。 穏やかに感じるのはCVキャブに因るところが大きいのだと思うけれど、それにしてもガッチリとした車体をはじめとして、その完成度はピカイチのRC30です(^^)。 余談: ツーリング中大事な所が「ゆで卵」になりそうだったので、シートとタンク間に汗拭きタオルを突っ込んで応急処置(^^)。 2013/06/16 売却すると決めてから、名残を惜しむ間も無く次のオーナーが決まってしまいました。 北海道ツーリングで、その性能を使い切れない技量と根性(^^を思い知らされたのが手放す直接の動機になったのですが、それでも購入以来2ヶ月で約5000Km近くドカの魅力を愉しめたことを思えば、ここはひとつ潔く然るべき技量を備えた方にお譲りするのが1198Sの為でもあると考えた次第です。 ;北海道鵡川大豊寿司にて 右はクマさん(6/5) 2013/06/09 長年気になっていたドカティーのスーパースポーツを漸く手に入れ、いろんな意味でその凄さに驚きまた新しい世界を愉しめた2ヶ月でしたが、レーシングマシンと言っても過言ではない1198Sは、やはり私の年齢では手に負えるようなシロモノではありませんでした(・・;。 前オーナーの宇川氏と そんな訳で、こういうマシンは然るべき方に乗って頂くべきと考え、恥ずかしながら早々に手放したいと思っています。 興味のある方はご連絡ください。 コンディションは極上です。 1198S 2009モデル 宇川徹オリジナルグラフィック 車検2014/12まで 走行距離18900Km 12000Km時点でタイミングベルト交換/バルプタイミングチェック =モディファイ箇所= STMレーシングスリッパークラッチ STMクラッチスレーブシリンダー テルミニョーニレーシングフルエキゾースト アエラバックステップ HIDロービーム フェンダーレスキット オイルクーラーガード カーボンパーツ チタンボルト その他 標準装備 データーアナライザー トラクションコントロール パワーシフター 前後オーリンズサスペンション 前後マルケジーニ鍛造ホイール =付属品= 純正エキパイ/マフラーセット 純正ECU 純正エアクリーナー×2 純正オイルフィルター×2 55mmソケット 30mmソケット リヤスタンド その他 2013/04/06 今年の初乗りは・・・・・ナント!ドカティー1198S(・・; 1098が発表された時、久々に「最新鋭のスーパースポーツに乗りたい!!」という気持ちが湧いたのですが、体力や反射神経はもとより、残りの時間や購入資金のことを考えると諦めざるを得ませんでした。そして1098が適わぬなら、せめてS4Rを・・・・と思い続けてはいたのですが、それもいつからか1098やS4Rのことは考えないようにして、自分には「RC30と言う最高のスーパースポーツがあるじゃないか」と言い聞かせていました。 実際昨年はピレリエンジェルを得て、RC30は最高のパフォーマンスを発揮し、久々に心行くまで愉しむことが出来ました。 そして今年も・・・・と雪融けを待っていたところに、宇川さんからメールが・・・・・・! 「パニガーレ購入したので、1198S如何ですか?」とのお誘い(^^; そういえば宇川さんの1198Sを物欲しそうに眺めていたっけ(^^)。 願っても無いお誘いを受けたのは言うまでもありません!!。 と言うわけで、昨日は千葉まで受け取りに、そして今日は早速白馬町のガソリンスタンドまで往復して来ました。 その昔916に乗った時の強烈な個性を覚悟していた身には、「なんて乗り易いんだ!!」と言うのが第一印象。 肩透かしを食らった感じとでも言いましょうか、もっとも100Km/h未満の極低速域のことですから、あてにはなりませんが、この優しさは強い味方になりそうです。 ・・・・・・・ってなことで、気を良くしてガソリンスタンドを後にし、国道に出てスロットルを一寸雑に開けた瞬間いきなりウイリー!(・・;。 とても尋常なMCでは無いことを思い知らされました(^^;。 マシンは新車のコンディションなのは言うまでもありませんが、およそ考えられるあらゆる部分に手が入っています。 例えばSTMのスリッパーレーシングクラッチ/テルミニョーニレーシングフルエキゾースト/アエラバックステップ/HID/フェンダーレス/チタンボルト多/カーボンパーツ多・・・・・・。 タイヤはピレリディアブロスーパーコルサST、そして大量のサービスマニュアル(嬉)。 車検2年(^^)等々。宇川さん有難うございました! 宇川さん家まで引き取りに行って来ました(4/5) メーターパネル。使い方は今の所全く分かりません。これから取扱説明書を熟読します(−−;。 オドメータは14069Kmで、ここからが始まりです。 最近は奇を衒ったデザインが多い中、何故か安心できるオーソドックスなスタイルだと思います。 RC30に似た前後ホイールのデザインも秀逸。アルミ鍛造で軽量だそうです。 サスは前後オーリンズ。フロントブレーキはブレンボのモノブロックラジアルマウントです。 ステアリングダンパーもオーリンズ。頻繁にウイリーしそうなので必需品かもしれません。 全ての操作系がカッチリとしていてスムーズ、単純に機械としてみれば完全に慣らしが終わって、絶好調且つ安定期に入った感じです。 しかし・・・・エキゾーストノートも凄いですが、エキパイの太さには驚きます(・・;。 |