MCときどきにっき2012


2012/10/06

RC30のタイヤを新調してからというもの、近所の数キロを含め頻繁に走りに行くようになり、先日(10/03)も野麦峠から飛騨農園街道⇒山之村⇒有峰林道⇒黒部⇒糸魚川⇒白馬、と、時計回りに約400Km走ってきました。


有峰林道は10年以上前から走ってみたかった道ですが、行く度に通行止めで、今回漸くR41を使わずに長野岐阜富山新潟と一周することが出来ました。

有峰湖ダムサイト


ダム上は交互通行で長い待ち時間です。この後カッパ無しの雨天走行(;;)

念願だった有峰林道の感想は、雨に降られたこともあり「一度経験するだけで十分」と云ったところ(^^;。ゲート手前までは楽しめるので、往復が正解かと思います。

タイヤは500Kmを超えてからさらにグリップ感を増したみたいで、これは「グリップしている感じ」では無く、現実に強力なグリップ力があるのだと思います。
その効果はワインディングが「愉しくて愉しくて(^^)」となるのですが、25年前のMCということを完全に忘れるほどクイックなハンドリングを、大きな安心感に包まれて楽しむことが出来ました。

漸くRC30の車体にタイヤが追い付いたと云うことでしょうか(^^)。

エンジンは10万キロを超えているにもかかわらず、レッドラインまで何の淀みも無く一気に吹け上がります。


約700Km走行後、リヤタイヤのエンジェルマークはほぼ消えていて、サイドに僅か残るだけ。


トレッド面の様子はミシェランPR2のサラッとした感じとは対照的。
ツーリングペースにもかかわらず荒れていて減りも早そうですが、耐摩耗性の高さを謳っているタイヤなのでそれに期待しています。


リヤに比べ、フロントは未だエンジェルマークが残っていますが、サイドに近い部分はリヤ同様荒れています。

兎に角、このタイヤにめぐり合えたことでRC30が蘇りました・・・・と言うか、漸く本領発揮?(^^;



2012/09/25

タイヤが良いのでつい出掛けたくなってしまい、またまた走りに行ってきました(^^)。

栗が収穫出来ると言うのに、空には真夏を思わせる入道雲。

交換後280Km走りましたが、RC30とエンジェルSTの組み合わせは「絶賛」に値すると感じました。
路面状態が酷く悪いR406でも、荒れていることを感じさせないのには本当に驚いたし、いまだかつて経験したことの無い高い接地感がもたらす安心感は、どんなに深くバンクしてもスリップダウンはしないと確信出来る程で、実際10年以上振りにブーツが接地してしまうという、忘れ掛けていた現象が起こりました。

ハイグリップ系のタイヤはBSのBT56/57 ミシェランTX15/25 パイロットスポーツ ダンロップD208 等々履いて来ましたが、一般公道ではそれらの持ち味を引き出すことが出来なかった(ハイグリップの感触を味わえなかった)のに較べ、エンジェルSTはもしかしたら他のハイグリップ系タイヤを抑えて、公道最強のグリップ力を持っているのではなかろうか?と思ってしまう程です。

勿論ハンドリングがニュートラルで、変な挙動を起こさないことも安心感に繋がっているのだと思いますが、それにしても凄いタイヤです(^^;。

280KmでTWIマークは消えてしまいましたが、通常は1000Km位で消えるらしいエンジェルマークは残っています。
特別トラクションを掛けて走る訳ではないので、表面はサラッとしています。



2012/09/24

昨日は雨で宇川氏とは走れず(;;)。
今日はいつもの山道で皮むきしてきました。
一皮剥けただけで・・・と言うか表面のテカリが無くなっただけで、リヤが振り出されるように曲がる感触は消え、客観的グリップ力の優劣は不明なものの、接地感はPR2やPR3を完全に上回っています。

ミシェランとは対照的な、リム無し状態でのタイヤの硬さが乗り味にどんな変化をもたらすのかも心配でしたが(空気圧前2.5/後2.8Kg)、プニョプニョした感触のミシェランよりさらに乗り心地が良く、路面の繋ぎ目や小さな凸部をほぼ完全に吸収してくれるのには驚きました。
タイヤが新しくなったことを差し引いても優れた乗り心地なので、ツーリングタイヤとすれば全く満足出来るものです。

もう一つ印象的だったのは、殆どレーシングマシンと云った方が当たっているRC30に、PR2のようなツーリングタイヤは如何なものか?との思いはあったものの、サーキット走行皆無の使い方にはむしろベストマッチだと思っていましたが、エンジェルSTに履き替えたことで、PR2のタイヤ剛性がRC30にとっては不足していたことが分かりました。

今回、エンジェルSTの剛性がRC30のフレーム剛性とピッタリマッチングしたことにより、全ての状況で安心感が大幅に向上してしまいました。
一旦このバランスの良さを経験してしまうと、少なくともRC30に限っては次回他のタイヤ選択は考えられません。

皮むきは法定速度付近で、殆どトラクションを掛けない(掛けられない)状況で行いました。




 
約100Km走行後のフロントタイヤ(左)とリヤタイヤ(右)
エンジェルマークを見る限り、PR2とは逆にリヤタイヤの方が減りは早そうです。


リヤタイヤトレッドエンド付近。

約100Kmの走行でトレッドエンドまで使うようなコーナーは5%位、しかもトラクションを掛けなかったにもかかわらず、TWIマークは消えかかっています。
RC30のPR2は6000Kmでハンドリングが悪化し、7700Kmで交換しましたが、甥のPR2(CB400SF)は荷物満載で25000Km以上走っても、未だ5分山を残していると言う信じ難い耐久性ですから、走り方が違うにしても耐摩耗性はPR2より劣るかもしれません。

しかし、皮むき区間を除けば終始絶大な安心感(PR2の2倍?位)に包まれて走ることが出来たことから、この安心感と引き換えに、耐摩耗性が仮にPR2の半分になったり、グッドハンドリングが5000Kmしかもたなくても十分納得出来ます。
途中にわか雨に降られましたが、ウエット性能も全く問題ありません。

ちなみにイタリア製だとばかり思っていたら、ドイツ製でした??。



2012/09/22

仕事が一段落したのでガソリンを入れに行って来ました。
テールが思いっ切り流れて焦りましたが、SRXに装着したPR3がそうだったように皮が剥ければ落ち着くと思います。
それにしてもリヤが振り出されるように曲がる感触はいつもの調子で倒しこむことが出来ないので思いっ切り慎重になります。
皮むきに行く時間は無いので今日はGS往復やく900m。

明日が思いやられますが100Km位は我慢しないと(^^;


2012/09/21

今日はRC30のタイヤ交換です。近所のGSでやってもらいました。

23日の宇川氏とのツーリングに間に合うか微妙だったのですが今日届きました。しかし、残念ながら雨降りで皮むきには出掛けられず、明日はお迎えの準備等々で多分無理。明後日ぶっつけ本番で皮むきと道案内になりそうです。

ピレリエンジェルST160/60/18は友人の薦め。

サーキットで遊ぶ訳ではないので、このところ他のMCも含めてツーリング用のタイヤを選んでいますが、ミシェランPR2に比べると、触った限りでは全体的に凄く硬いのと、ピレリは初めてなのでどんな感触なのか楽しみでもあり不安でもあり(^^)。





2012/09/14

RC30に履かせるミシェランPR3は発注した翌日にキャンセルし、友人超お勧めのピレリエンジェルSTに変更しようとしたのですが、バイク屋さん曰くミシェランより1万円以上も高く、タイヤだけでも53000円位(定価6万円以上^^;)するらしいので如何なものか思案中(^^;
それにしてもミシェランにしてからが、2〜3年で2〜3割値上がりしたのでは?

車検が終わり、再びフロントタイヤを磨り減ったPR2に戻し、ショートツーリングをしてきました。
白馬⇒長野⇒松代⇒地蔵峠⇒つまごいパノラマライン⇒志賀草津道路⇒万座⇒毛無峠⇒万座⇒志賀草津道路⇒長野⇒飯綱⇒戸隠⇒鬼無里⇒小川村⇒白馬村。
走行距離約310Km

PR2が磨り減ってグリップが怪しくなったとは云っても、純正のBS EXEDRAに比べたら遥かにマシだしハンドルは振られないしで、無理さえしなければ十分に楽しめるのですが、やはりスーパースポーツなだけにツーリングバイクの様な訳にはいかず、終始新品のタイヤが欲しいと思いながら走っていました(^^;。


つまごいパノラマライン北ルート


毛無峠
この場所は、かつて硫黄鉱山から硫黄を運ぶ為に使われた索道の残骸があったり、高山の雰囲気と相俟って荒涼とした風景が好きなのですが、気流が良いらしく模型のグライダーが沢山飛んでいました。

スロットル1/2〜2/3位開けるだけで、7000〜12000rpmの間では鈴鹿サーキットで聴いたF3000の腹に響くようなドスの効いた咆哮を奏でます。勿論吸排気共に純正のまま。

直四の「フォ〜〜ン」という音も良いのですが、このドスの効いた音は正直シビレます(^^)。
しかし、残念ながらローギヤでも7000rpmまで回せば80Km/h以上出てしまうので、それなりに負荷が掛かった状況でとなると、普段はなかなか経験する訳にはいきません(^^)。



2012/09/07

R1100SとSRXとRC30の3台を適宜ローテーションして愉しんでいるのですが、今日は食堂の隅で2年間休眠していたRC30を引っ張り出し、車検に持っていきました。
2年間動かさなかったことと、今年でまる25年経過したということもあり、車検前の整備はそれなりに手が掛かりました。

1)先ずバッテリが逝っていたので交換
2)クラッチ液がスレーブシリンダから漏れていてクラッチが切れず、分解してスレーブシリンダの錆を落として復活
3)フロントブレーキキャリパのピストンが固着していてロールバックしない為ブレーキ掛かりっぱなし(・・;。コレも分解掃除して解決。
4)磨り減ってスリップサインの出たパイロットロード2のフロントタイヤは、25年前の純正BS EXEDRA(ホイール付で保存)に交換。バイク屋さんにはPR3を発注。

エンジンは問題無く掛かりましたが、流石に2年間も動かさないと始動直後燃焼室に溜まったオイルが燃えたのか、けっこうな量の紫煙が吐き出されてビックリ。その後は煙皆無。

車検の後立ち寄った木崎湖畔

このところ低性能?(^^;の空冷エンジンを積むMC2台を愉しんでいたのですが、久々に触れるレーシングエンジンの味わいに、暫く忘れていた「胸が躍る感じ」が蘇ってきて、「速く走ること」だけをコンセプトにした「迷いの無い乗り物」のスピリッツと、それが醸し出す凄みは、RC30(100PS)の倍ものパワーを持つ現代のスーパースポーツにも、多分真似が出来ない類のものではないかと思ってしまいました。

とにかく、これから又2年間RC30と共に旅が出来るかと思うと、思わずニンマリしてしまいます(^^)。


2012/05/28

昨日は道案内の名目で、宇川徹氏のグループと一緒に、山中経由で湯田中まで走りに行ってきました。
久々に5月らしい空気の中ツーリングを愉しむことが出来ました。

後方は残雪の北アルプス


”宇川ツーリング” だけあって皆さん走り屋でしたから、SRXの爺さん乱入は足手纏いだったかも知れませんが、お陰でキャブセッティング中のSRXは、1/2〜全開付近のセッティングが、かなりイイ線までいっている事を充分過ぎるほど(^^;確認出来た一日でした。
後は低開度域の濃い症状を解決するだけです。


2012/05/13
SRXのキャブセッティングに忙殺(^^;されて、なかなかR1100Sには乗れなかったのですが、10日車検を受けに松本の陸事まで走ったのをキッカケに、今日も近所を彷徨してきました。

大岡村付近から北アルプスを展望

10万キロを超えてからと云うものサッパリ距離が伸びていないSですが、相変わらず絶好調で108421Kmも走ったとは思えない位ヤレが感じられません。

燃費も峠をソコソコ愉しんで20Km/L位ですから良好な方だと思います。
SにはギヤケースとファイナルドライブにIXLなる怪しげな添加剤を入れてみました。
加速時のギヤノイズは明らかに低減しているので、フリクションの低減等それなりの効果はあると思いますが、どうやらギヤオイルには最初から添加されている塩素系の極圧剤のようです。



2012/04/14

今年は寒い日が続いていて、なかなかMCに乗れなかったのですが、漸く初乗りが出来ました。

04/12、13と二日連続で近所を走ってきました。天気はそこそこ良かったのですが、一寸した山道でも残雪が多く、MCライディングを愉しむにはまだまだ寒く、行動半径が限られています。

いつもの展望所には残雪があり、北アルプスは新雪が降って真っ白。寒いです(−−;


途中の聖湖は湖面が凍結していました(><)。

二日間はキャブセッティングと新品タイヤの慣らしで350Km。
久々のMCライディングでは、体力も気力も必要充分なのが確認できたし、いつもの年と同様に楽しめたのが嬉しかったです。

ただ・・・・トヨタのアクアが40Km/Lも走ると言うのに、600ccの単車が22Km/Lと言うのは如何なものか(^^;との疑問から、今年はこのSRXでいかに燃費とパワーを両立させるかが課題(楽しみ)です。