’13 DUCATI 1198S 覚書

走行距離(Km) 出来事等   更新日
18925 北海道ツーリングで、もの凄いパワーはとても使い切れるものでは無いと悟り、然るべき方にお譲りしました。
約2か月で走った距離は4856Km。
短い期間でしたが走りを楽しめたのは勿論、ベアリング交換、サーモスタット交換、タイヤ交換と、濃い時間を過ごすことが出来ました。
2013/06/14
18925 北海道ツーリングで2260Km 2013/06/06
16665  タイヤ交換してから約600Km走行
  
リヤタイヤ(左)はセンター付近のエンジェルマークが消えてしまいましたが、フロント(右)は残っています。

タイヤ交換時に発見したのですが、スーパーコルサSPはエンジェルSTとは全く構造が異なっているみたいで、超軽量に作られていました。
トレッド以外に余計なゴムは使われていないみたいでサイドウオールはペラペラ、風船みたい?にちょっと押しただけで簡単に変形してしまいます。
重量は軽量と言われているミシェランより軽いのでは?と思う程で、ホイール無しのタイヤ単体だけでもガッチリしていて重いエンジェルSTとは全く対照的でした。

しかし、そのエンジェルSTは1198Sでも、RC30に使用した時の好感触そのものでした。
硬いタイヤからは想像し難い乗り心地の良さもありますが、好感触の大部分は寝かした時の安心感です。


2013/05/18
16087 購入してから2000Kmを超え、リヤタイヤはトレッドとは異なるゴム層が現れたので、予てから用意しておいたエンジェルSTに交換です。


  
下地が出てきました。
ディアブロスーパーコルサSPは購入時点で既に残溝が2mm以下だったので、それから2、000Km走れた訳ですから、ハイグリップ系のタイヤにしては耐摩耗性は良い方なのでは?


リヤホイールの常軌を逸したかと思われる程のトルクで締め付けられているナットを緩めるのに小一時間(^^)、その後フロントを吊るしてテキパキと交換終了・・・・・となる筈だったのですが、アクスルシャフトを抜くとベアリングは錆サビでガタガタになっていました(・・;!!。

ベアリングを発注し、タイヤ交換したホイールは一旦組み付けてハンドリングの様子を確認することにしました。
気のせいかグラッ倒れ込もうとするような・・・(^^;。

押し歩きの時に、一寸した段差で「コトコト」音がしていたのはこのせいかも。


ダストシールは35ー47のダブルリップのシールが国産の規格に見つけられなかったので、シールは再使用することにします。


そのベアリングを抜くと



ハブの中は水浸しになっていて、ディスタンスカラーも水と錆の混入したグリースでベトベト(−−;


水を排出してもまだ錆びた水滴が残っています。


NTN製6005LUを打ち込みます。当然ガタは皆無(^^)。
ベアリングプッシャーを使い、片方をホイールのフランジに当たるまで打ち込み、反対側はディスタンスカラーとインナーレースが一緒に回る位まで、様子を見ながら慎重に打ち込みます。


水進入の原因はカラー(右)の隙間(ピンク色部分)からと思われるので、シリコンシール剤を塗ってアクスルシャフトに固定してしまいます。左側はカラーとシャフトにグリースをタップリ塗ってカラーの隙間からの進入を防ぎます。


ベアリング内側部分。水浸しになっていたことが分かります。

しかし・・・・・・ガタが0.1〜0.2mmはあろうかと思われるガタガタのベアリングで、ふわわKm/hも出していたかと思うと(汗)。

そんな速度で走っていても水温が63℃程度にしか上がらないので、てっきりサーモが壊れていると思い、新品を注文したところ、

こんなお値段でした(;;)。
¥26,250− !!! せいぜい4〜5、000円位だと思っていましたから、何かの間違いではないかとお店の方に確認したのですが、「間違いない」とのことでした。
間違いは無いかもしれませんが、気分的にはボッタクリバーに行った人の心境と同じですかね(ーー;。

後でもし間違っていたのが分かったら返してくださいね(^^)。今回のことで、部品注文の際は慎重になりそうです。

その後宇川さんにサーモ開弁温度を尋ねたら60℃とのこと(;;)。故障では無かったのですが、悔しいから交換しました(^^;。

ホースは柔軟性があり、外し易かったのが救い。


 
2013/05/14
14821 先日の二百数十キロに続き、今日は高速道路主体に518Km走って来ました。
一般道は殆ど3速までしか使えない為、燃費は13Km/L前後でしたが、高速道路は6速巡航が可能だったので、一般道100Kmを含む平均燃費は16Km/Lと、航続距離は200Kmを超えることが確認出来ました。

燃費は過去に乗ったバイクの中で最も悪いですが、ワインディングは勿論、高速道路でも至福の時間を過ごせることを考えたら、取るに足らないことのようにも思えます。
但しタンク容量が少ないことによる航続距離の短さは、北海道ツーリング等で不都合があるかもしれません。

スタイリングは良いに決まっていますが(^^)、RC30を購入した時のように、愉しくて愉しくてひたすら走り回っていた頃の想い出が蘇って来ました。
購入以来800Km近く走ったので感じたことを少し

長所:
癖の無いハンドリング
超強力なブレーキ
丁度良い大きさと質量感
あつらえた様なライディングポジション
5000rpmからの怒涛のパワー
外観に似合わず、必要十分なハンドル切れ角
カッチリとして信頼感たっぷりの車体
しなやかで腰のあるサスペンション
頼れるトラクションコントロール


短所・・・と言うか弱点:
振動でバックミラーが見え難いのと、角度調整をしても後方視界が不十分。
乾式クラッチの騒音
短い航続距離


2013/04/16 赤城山SAにて

ディアブロスーパーコルサSPは、高速道路を程々の速度で走ると、こんな消しゴムが減って行くような感じになります。
ハイグリップ系タイヤは「温度依存性が高い」という先入観があって、思い切り寝かすことが出来ないので、近々エンジェルSTに交換しようと思います。

一時S4Rが良いな〜と思った時期がありましたが、自分にはこちらの方が合っていると思います。
2013/04/17
暖かいと思っていたら、冬に戻ったようなお天気になり、雪が舞う始末。
なかなか長距離を走りに出掛けられませんが、それでも寒さを我慢して50Km程走って来ました。

凄いパワーは5日ガソリンを入れに行った時点で経験済み(^^;

走り出す前の感想は、兎に角音がデカイ(・・;。テルミニョーニから吐き出されるエキゾーストノートは勿論、乾式クラッチの賑やかなことと云ったら・・・・・(^^)。

ライディングポジションはステップ位置を調整したこともあり、違和感の無いものでシックリ来ます。
サスセッティングは前後圧伸び共8クリック戻し。
宇川氏によって既に十分馴染みが出ている為か、1Gでの沈み込みは極めてスムーズ。
走り出すと、かつての916の様に跳ねるどころかとてもしなやかな乗り心地。

タイヤは殆どスリックの様なスーパーコルサなので、ハンドリング云々はもう少し暖かくなってから確かめたいと思いますが、それでもちょっと角を曲がっただけで、916とは雲泥の差で「乗り易い!」と感じました。

エンジンは3000rpm以上回っていないとギクシャクするので、一般道では基本的にギヤは3速までしか使えません。
6速まで使うとすると、最低でも100Km/h以上になります。

RC30もR1100Sも6速で60Km/hは可能だったので、それらに比べ一般道での燃費は期待出来ないかも知れません。
しかし4000rpmを超えた所の加速力が燃費の悪さを補って余りある魅力になりそうです。
何しろ170psは用心していないと簡単にウイリーしてしまいますから(^^;



2013/04/11
 
14069 宇川氏より2009モデル購入 千葉まで引き取りに行きました。
初対面の印象は「新車??」と勘違いしそうな程のコンディション。


ドカティーに触るのは15年前の916以来。

いきなり慣れないMCのエンジンを掛け、ラダーで軽トラの荷台に載せるのは緊張します。


無事積載し、帰宅。
宇川さん家までは親戚のお兄さん(赤羽在住)にお付き合いしてもらいました。
無案内の道を一人では無理ですからとても助かりました。


翌日改めて観察しました。

車体の隅々まで汚れがひとつも無いのは驚き。唯一の使用感は、アエラのバックステップが若干磨耗していたこと位。

新車と違うのは至る所モディファイされていたことで、購入したら大抵の人が行いたいと考える箇所でしょう。

テルミニョーニのレーシングフルエキとSTMのレーシングスリッパークラッチとアエラのバックステップ

エキパイの太さにはたまげます(^^;/質感はもとより操作性も良いステップ/湿式と違い、切れと繋がりの良いクラッチは音が賑やか。

その他のモディファイ箇所:
HIDヘッドランプ/オイルクーラーコアガード/カーボンリヤフェンダー/チタンボルト+ワイヤリング/各部に施された緩み止め処理/レーシングスクリーン/ビレットクラッチスレーブシリンダー

1198S標準装備:
マルケジーニアルミ鍛造ホイール/前後オーリンズサス/オーリンズステアリングダンパー/トラクションコントロール/データーアナライザー/オートシフター等


シンプルなデザインと鍛造削り出しが美しいホイール


オーリンズの倒立サスはその昔片方100万円!と言われていました。

2013/04/04