アルピーヌの日常2010/01/01
2011/12/16
Tシャツ作りました

来年で開業以来足掛け30年目になりますので、この機会にご希望の多かったアルピーヌのウサギをTシャツにしました。

開業当時も同様のTシャツを作ったのですが、コストが掛かり過ぎて一般市販のTシャツに比べると価格は2倍位になってしまい、購入して頂くのは気が引けたので、僅かの期間販売しただけで打ち切った経緯があります。

4色(紺/若草色/赤/黒)のシルクスクリーン印刷、厚手の綿生地100%(約210g)でサイズは白のLのみ
価格は決して安くない¥1,905(税込¥2,000)です(^^;





2011/05/28
東日本旅客鉄道鰍ェ発行する旅行雑誌に採り上げて頂きました。
ナント!、バイク雑誌以外でアルピーヌが採り上げられるのは初めてです(^^;






・・・・・・ということです(^^)

経緯は白馬商工会が企画したガシェラン(ミシェランのマネ^^)で、覆面調査の結果、家内が作るアルピーヌのガレットが三ツ星の認定を受けたことにはじまります(村内3軒)。

正直申し上げますと、そば処と言われる長野県に住んでいながら、蕎麦の美味い不味いが分からない私は、味を左右するのはそばつゆにかかっていると思っていますから、知人の付き合いで福島県山都で水そばを食べさせられた時なんか、苦痛以外の何者でもなかったことを思い出します。
そば通の知人に言わせると山都のそれは「非常に美味しい」ということらしいですが、彼が別の場所で「不味い」と言ったそばも、私にはその違いが分からないという、そばに関しては全くお粗末な味覚しか持ち合わせていない私のガレットに対する感想をば・・・・(^^;。

そば通の方には大変申し訳無いのですが、食べ物に”絶対的な美味しさ”というものがあるとしたら、そばはかなり下位にランクされるのではないかと思いますので、そのそばで作られるクレープ(ガレット)の味は推して知るべしです。従って過大な期待を抱かない方がよろしいでしょう。
しかし、そば粉に混ぜるシードルや寝かせる時間やクレープ(ガレットを焼く人をクレーピエと呼びます)を焼く温度や厚みや時間等々のノウハウと、トッピング次第では美味しい食べ物に変身することを、「そば嫌い」の私は認めざるをえませんでした。
家内の作るガレットの特徴は、青トマトのピクルスと紫キャベツの酢漬けがトッピングされていることですが、特に青トマトのピクルスとガレットの相性はとても良好のようです。
双方単体で食べたら「イマイチ」でも、一緒に食べると「美味しい」と感じるのが不思議です。



2011/04/03

平々凡々と過ぎていたアルピーヌの日常は3月11日の東北関東大震災で大きく変わりました。それは物理的なものではなく、日本人の一員として無意識の内に具えていたメンタリティーとも呼べる類の覚醒です。

陸前高田は昨年の7月に東北ツーリングの折宿泊した町で、今回の震災では津波による壊滅的な被害を被った場所です。
震災当初のテレビ映像からは、辺り一面立体感を失い廃墟と化した中に、宿泊したキャピタルホテル1000がポツンと孤立している様子が映し出されていました。

当時特に印象に残ったのは、客室やロビーから、広田湾に面した名勝「高田松原」の風景を眼前に望むことが出来たことです。
朝の散歩でホテルを出ると、その左手には「千昌夫のふるさと」と書かれた大きなたて看板があり、国道は既に多くの車が行き交っていました。
そこには当たり前にやってきて当たり前に過ぎていく日常、変哲の無い日々の暮らしを営む人々の平穏な一日の始まりがありました。
キャピタルホテル1000で過ごした短いながら極普通の時間が、今となってはあまりにも鮮烈に蘇って来ます。

3月11日も同じような朝がやってきたのだと思います。その暮らしが午後には一変し、当たり前に過ぎていく筈だった日常からは信じ難い数の人命が失われ、生活の証は瓦礫に変わりました。

津波の直撃を最前線で受けたキャピタルホテル1000は、辛うじて建物は残っていても、中は廃墟と化しているのでしょう。あの日レストランでサービスをしてくれた従業員の方や、愉しげに食事をしていた地元らしき人々も恐らく・・・・。

報道規制がされている範囲内でも惨状は充分に伝わってきますが、テレビでは放映出来ない部分はきっと地獄なのでしょう。
帰る家があり、温かい食事があり、愉しいことや悲しいことその他沢山の話を聞いてくれる家族が居て、暖かい布団とお風呂があって、・・・・・ついさっきまで在った筈の当たり前な生活が、家や家具や道具や大切な宝物と一緒に、一瞬にして瓦礫と化した現実。

同じ日本人としていったいどう受け止めたら良いものか、心がザラザラと砂っぽくなったまま呆然と過ごしてきましたが、被災された方々がきっといつの日か笑顔を取り戻せる日が来ると信じて、まずは義援金を送ることからはじめようと思います。

4月1日から9月30日まで、頂戴いたしました宿泊料金の中から5%を、東北関東大震災義援金として日本赤十字社を通じ寄付させて頂きます。

定員が少なく、稼働率も極端に低いアルピーヌですから、義援金の額は知れているとは思いますが、皆様にご利用して頂くことで、僅かでも被災者の方々のお役に立てればと考えております。
お越しをお待ち申し上げております。

義援金はある程度まとまってから送ることになると思いますが、金額等についてはこのwebサイトで適宜お知らせしたいと考えております。

なお、10月以降は日本赤十字社の方針に従う予定です。

改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。また復興が速やかに成されることを願って止みません。



2010/12/20
18日に待ちに待った雪が降って早速初滑りに行ったのは良いのですが、帰ってから除雪しようとしたら、除雪機の調子が悪くて雪が飛びません(;;)。中古だから仕方ないものの、原因はオーガ駆動ベルトの磨耗でした。昨年から飛びが悪いのは分かっていたのですが、まだ使えるだろうと思ったのが甘かったです。

左が磨り減って痩せたベルト。

早速交換といきたいところですが、どっこいそんなに簡単な作業ではありません(;;)。
ヤナセ11−26HST除雪機のオーガ駆動には、3V−355が6本も!使われていて、カバー類モロモロを外してからベルトを外し、新品と入れ替えます。

一旦6本全部をオーガ側プーリの奥にに押し込んでから、次に一本ずつ両方のプーリに掛けていくのですが、プーリの幅が広いのでそれぞれの溝を一つずつ順番に移動していきます。面倒で根気の要る作業(^^)。

ベルトは通販だと800円位で買えますが、地元の業者では一本2000円近くしました(;;)。雪もあることだし背に腹は代えられず12000円の出費です(++;。

25日に備え、暫くお休みしていたデザートの試作も始めました。

ホットプリンとチョコレートケーキ。
プリンは冷やしても美味しいですが、熱々はまた格別(^^)。






2010/11/02
アルピーヌ開業以来25年間緑を楽しませてくれていた芝が、芝<雑草の関係になってしまったので(^^;、業者の勧めもあり2年前に冬でも青い(・・;特殊な芝に貼り替えました。
メンテナンスは業者にしか出来ないことを後になって知り、そのコストがベラボーとは言わないまでも、高麗芝なら全面貼り替えてもおつりが来る位だったので、1年でメンテナンスを断ったのですが、案の定素人の手には負えず枯れてしまいました。
特殊な芝は高麗や野芝のようにランナーが出ないので、一度枯らすとその部分は二度と再生することが無く(脱毛状態(−−;)常に肥料と共に種を撒き続けなければならないのです。

根が絡み合って厚いフェルト状になった特殊な芝は、簡単には剥がせないので小型の耕運機で掘り起こして片付け、27年前と同じ高麗芝に貼り替えました。ちなみに芝代<年間メンテナンスコスト(^^)/~~~。

来年の春が楽しみです。



2010/10/29
有難いことに、アルピーヌは時々バイク雑誌にも取り上げて頂いています。
 


誌面に書かれていることと齟齬が無いよう、これからも努力してまいります。
現在バイク専用ガレージは使えませんが、駐車に関しては心配の無いようにしていますのでご安心ください。


2010/08/30
涼しげな印象の白馬も、連日30℃を超える異常な暑さが続いていて、ネロの散歩も億劫になってしまいますが、それでも早朝は涼しいので歩いています。

真夏の陽気が続いていても、コスモスが咲いてスキー場には秋の気配がありました。


白馬のジャンプ台直下にあるノルウェービレッジ(オリンピック記念館)はコンパクトながらいい雰囲気出しています。



2010/08/24
このところ前菜にはガレットをお出ししていたのですが、少なめに作ったつもりでもボリュームがあり過ぎて、最後のデザートを楽しめないお客様が多く、以前の前菜に戻しました。

イベリコ豚のチョリソは美味しいですよ(^^)


2010/01/22
いつもこの時期?(^^)
12月18日から降り出した雪は暮れに一段落したものの、31日に再開した後は17日まで断続的に降り続き、結局除雪作業は18日の朝まで毎日の日課になっていました。
19、20日は一転して春のようなポカポカ陽気で漸く除雪作業から開放されましたが、今度は画像ファイルの増加に伴いHDDの残容量が心許なくなったLet’s note(CF−W5)のHDD交換作業です。

考えてみたらPCを弄るのは何故かいつもこの時期に集中しているので不思議なのですが、きっと暮れ正月の慌しさから開放され、お客様も少ない・・・と言うより皆無と言った方が正しい?(^^;・・・ので、暇つぶしも兼ねてじっくり取り組めるからなのだろうと思っています。

気に入っていたNECのLJ500は、東芝製1.8インチHDDの不調(システムが立ち上がらないので、叩いて振動を与えると復活する←オイッ^^;)が頻繁に発生し、仕舞いにはマザーボードが原因と思われる致命的な故障で終に廃棄処分してしまい、その後はLet’s noteを使っていたのですが、一台体制では危険なのとHDDの容量不足とで、昨年早々格安のX61sを購入して使っていました。

久し振りに使ったLet’s noteは、CPUがコアソロ、クロックが1.2GHz、メモリが504MBにもかかわらず、何故かX61sのコアデュオ1.6GHz、メモリ1GBより明らかにサクサクと動きます。
余分でお節介なソフトが少ないからなのだとは思いますが、時々動作不安定になったり、突然電源が落ちるという原因不明の症状に見舞われるようになったX61sに比べると、やはり信頼感は抜群です。

HDDを容量の大きな物に取り替える・・・・と書くと簡単そうなのですが、今まで交換しなかった(出来なかった)のは、X61sのHDD交換がPCカードの抜き差し並みに簡単なのに較べ、このLet’s noteは「シロートにHDDの交換はやらせない」という強い意思が感じられる構造になっていたからです(^^;。

HDDを交換できなければLet’s noteもただの箱なので、いつもの「ダメモト」で取り掛かりましたが、「壊してしまうのではないか?」と言う意味では、実際分解を進めるのを躊躇させるに十分な作りになっていて、取り返しのつかない領域に踏み込んでしまったと言う後悔も含めて、精神的に挫けそうになる類のものでした。

勿論数多く手掛けている専門家にしてみればドーってことの無い作業だとは思いますが、シロートには相当困難で、
例えばキーボードはあちこちが粘着財で固定されていた為、取り外す際にはヘロヘロに曲がってしまい、久々にエキサイティングな時間を過ごすことが出来ました(^^;。

以下その顛末

先ず底面のネジ全部抜きますが、ネジの種類と長さがまちまちなので、底面の図を描きネジの位置にそれぞれのネジを貼り付けておきます


キーボードを留めているクリップを外し、アッパシェルとボトムシェルを繋いでいるシールも剥がします。


メリメリと変形しながら剥がれる感触はあまり気持ちよくありません(^^)


モロモロ外していって、ボトムシェルとアッパーシェルも一部粘着剤で張り付いていたりして、パームレスト側が外れないので、分解は此処まで(^^)。
ティッシュの箱を挟んで隙間を確保し、右上のHDDを外します。


上が標準装備の東芝製60GB(5400rpm5V1A)、下がHITACHI製の160GB(5400rpm5V0.7A)
このHDDの規格はIDE(ウルトラATA)なので、最近のシリアルATAのように選択肢は多くなく、また割高なので160GBがリーズナブルだろうということで購入しました(送料込み¥6380)。


キーボード(裏返しになっている物)はヘロヘロに変形してしまったので、なるべく元通りの形に整え、粘着テープも張り替えます。
中央の黒い四角がCPUでその上にヒートシンクを乗せるのですが、組み立ててから乗せ忘れたことに気付き、再びキーボードを剥がすというおまけ付(;;)。

システムと各種ソフトウエアやプリンタドライバをインストールして作業はおしまい。約3時間タップリ遊べました(^^;
コアソロ1.2GHzのCPU+メモリ504MBのPC(XPプロ)が、コアデュオ1.6GHz+メモリ1GB
のPC(XPプロ)よりサクサク動作するのが不思議でもありますが、それにも増してこれで突然電源が落ちる不安から開放されて仕事が出来ます。




2010/01/01

明けましておめでとうございます

新年はたっぷりの降雪から始まりました

天からの贈り物は私(達)に様々な恵みと喜びを与えてくれます

本年もよろしくお願い致します