Gallery / 生活、工芸、アートなどの企画展を開催

竹を編む


吉田佳道



2015,7.9 thu. → 7.20 mon.

会期中
open 11:00~18:00
close tuesday +7/8 wed. 7/22 wed.


作家在廊日 7月9日(木)20日(月)



人は、様々な素材を編んできた。
鼓動を打つ様な、その編むという作業には、
編み手を、そして手にする私達を鎮める力がある。
吉田氏の籠を前にすると、呼吸が整い、
気配もが清く整っていく。
竹は強さ故、手強い素材だ。
その強さは、理解と愛情を持って立ち向かうと、
こんな可憐な道具へと変わってくれる。

      お茶の道具
花籠
手提げ籠
収納籠
脱衣籠

吉田氏の暮らしの中には、土を触り、草花の手入れをし、

花を咲かせる頃には摘み、愛でる時間がある。

大きく長い筒である竹という素材を、僅か数ミリの籤に揃え、

編んでいく作業は、根を詰めた大変な仕事。その労働の後の土の香り、

花の可憐は、心も体も解きほぐしてくれるのだろう。

編み上がった籠はまるでレース編みのように繊細で、その前に立つと、

穏やかに呼吸が整っていくように感じる。

それは、手の安定と、気持ちの安定を保つ努力をし、

その時間が積み重ねられているからだろう。

氏の、花を挿す手にも、無駄がない。

会期中は、丹念に育てられた野の花を挿して下さる。

氏の竹作品は、野山の草花のように一見静かで繊細だが、その奥には

男性的な力強い作業と、日々の逞しい鍛錬があることを、忘れないでおきたい。

だからこそ、露のように清らかな作品が生まれでてくるのだろう。
         
          
         
   *会期中、shopのものも併せてご覧頂けます。

*カードのご利用は出来ません。 宜しくお願い致します。
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