galerie/企画展  
瓢箪の小さなランプ
佐藤孔怡

2009,11.19 thu.→ 12.7 mon.

   (会期中 火曜定休)


 落ち葉の季節になりました。一面に敷き詰められた黄色いイチョウの葉、天まで昇る焚き火の煙、ストーブと温かな料理、火が恋しくなる頃ですね。

 久しぶりに、ひょうたんのランプ展をさせて頂けることとなりました。店に吊るしておくと必ず褒められる、不思議な魅力のあるあかりです。
 瓢箪の形は、どこか滑稽で、どこか妖しく。灯りをともすと、手を太陽に透かした時のように、赤く浮き上がります。落ち葉や鬼灯(ほおずき)なども、光に翳すと繊維が浮かび、途端に、何だか別のもののように見えます。
 沢山のビーズで細工したこの灯りは、壁に映る影がもう一つの魅力。ゆうらゆうら、瓢箪が揺れると、影も一緒にさざなみの様に波を打つ。いつまで眺めていても飽きず、酔いもちょっとすすんでしまいそうです。
 展示会では、普段見て頂くことの出来ないスタンドも充実しております。瓢箪はひとつひとつ個性が違い、その個性が作品のイマジネーションの元となっています。きらきらエキゾチックなもの、すっとした佇まいのもの、じっと見ているとその個性が見えてきます。沢山の中から、楽しく選んで頂けますと幸いです。

 店では、ストーブを点ける日も増えてきました。少し寂しくもあるこの季節、ストーブの火の音を聞きながら、小さなランプと戯れる時間も、なかなか良いものではないでしょうか。

 落ち葉の中、皆様のご来店をお待ちしております。

   煙る暗い部屋
   モザイク模様が微かに光る
   夢へといざなうは
   緋色のランプ
   今宵の舟の舵を取る
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