galerie/企画展  

MAKI TEXTILE STUDIO

ふわふわとあめつち

2009,10.29 thu.→ 11.9 mon.

   (定休日●火曜日)

 ふわふわ
 あめつち
 
 花霞
 艸格子
 デュピオン

 一枚一枚のストールには、全部名前がついている。


 インドの野蚕に魅せられ織りをされている真木さんですが、最近では日本の繭や家蚕も使われている。日本の繭は肌が白く、彩度の高いきれいな色に染め上がる。ラック、ざくろ、茜、フクギ、藍生葉。染め上がった糸は、光と空気を浴びキラキラと輝く。一本一本はしっとりとした糸が、かさっとした羽の様な生地に織り上がる。使い込むと、またしっとりと、肌の様な柔らかさを持っていきます。
 絹は良い。
 真木さんのストールや衣服に触れると、いつも思う。どんなに渋い色合いでも、どこか光を内包している。植物と動物の違いだろうか。大陸のゆったりとした時間を感じる。

 今回は、少し、夏至にてセレクトさせて頂きました。
 光沢のある生地のワンピースや麻混のロングベスト、ツイードの様なマフラーに青蜻蛉の羽の様なストール。お手持ちのものとも合わせ易い衣服を中心に、今の新鮮なMAKI TEXTEILE SUTUDIOを見て頂けるかと思います。ファンの方にも、初めての方にも、喜んで頂けたらと思っております。
 細く細く手紡ぎされた糸を見ると、時間の流れに溜息が出ます。空気を孕んだこの軽やかな織物を身に着けると、月並みですが、手仕事の良さを身体で感じずにはいられません。

 10年、穴が開くまで飽きるまで、使われてみて下さい。
 
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  野蚕とウールのストール、
  小さなカラフルマフラー、
  大判ブランケット
  先染め無地のコート、ジャケット
  パンツ、スカート
  ウールと野蚕の軽くて暖かい
  二重織りのコート、パンツ
  ブラウス、腰巻
  ちくちくの布
  巾着、生活の布

  10年以上使い、ぼろぼろになったマフラーがある。
  気に入って、気に入って、
  首に腰に、何百回と巻いてきた。
  繭が紡いだ金色の糸は、
  不思議と体温と同じ温度をもつ。
  穴があいてしまっても、やはり、
  大切な金色のマフラーなのである。
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