galerie/企画展 

かごとざる
大鹿裕之、大橋郁子、高見八州洋

2009,5.14thu. → 6.1mon.
(定休日●毎週火曜日+5/13水迄+6/3水)


        竹の香り 青く
        籐の肌 白く
        しなやかに 強く
        頼もしき美しき 三色の籠


<かご、籠、篭>
素材の表面を表に編んだもの
 
<ざる、笊>
素材の表面を内側に編んだもの


 我が家では幼少時より、果物を採る時、梅や野菜を干す時、落ち葉を掻く時、茹で野菜をあげる時、いつも笊やびくを使っていました。余りにも身近に有り、工芸品として意識したことが無いものでした。恐らく、作られていた方々も、必要だから作る、という程度で、あくまでも暮らしの一部として作られていたのでしょう。
 竹は、竹取物語に代表されるように、日本に古くから自生し、日本人に馴染みのあった植物だったのではないかと思います。竹の持つ清潔さ、清清しさ、又、しなやかさとその反面の強さは、日本人の気質とも通じるところがあるように思います。
 
 かご、ざるは、非常に寛容な入れ物で、通気性良く、持ち運びし易く、重ねられ、且つ見た目に美しい、という、とても便利な道具です。
 三人の作り手による、三色のかご、どのように使うかは使い手次第、思いがけない使い道が見つかるかもしれません。

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大鹿 裕之さん
 真竹や女竹を用い、青竹のまま編まれていらっしゃいます。竹の伐採からお一人でされており、暮らしに添う、生活の道具としてのかごを編まれています。ひごの繊細さや、形の穏やかさからはお人柄が感じられ、ひっそりと、大きな声を出すことなく佇む製品を作られます。

高見 八州洋さん
 別府の竹細工の流れを汲む、白竹を用いた非常に繊細、且つ、ダイナミックなものを作られる方です。目を見張る美しさで、細部まで丁寧に、丁寧に作られた籠は、目で楽しませてくれると共に、非常に丈夫な籠となります。高見さんの男性的な強さと、奥様の繊細さが共存する、不思議な魅力の製品です。

 大橋 郁子さん
 夏至では、夏の到来を感じさせてくれるアイテムの大橋さんの籠。大橋さんの籠のモダンさは、皆様の知るところ。仕事にも使える、数少ない大人の夏籠ではないでしょうか。今回は、竹にあわせ、ナチュラルな色のものを中心にお作り頂きました。

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 街の喧騒から離れ、さわやかな上松店です。庭の丁字草や露草とナツカゴ。ぜひ、お出掛け下さいませ。


◎会期中、大門店では
  北信濃のかごを展示致します。
  こちらも併せてご覧下さい。
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