あると便利な工具達



 アンプ作りに、あると便利な工具達を紹介です。


ドライバーやニッパー、ペンチやラジオペンチなど通常必要な工具はアンプビルダーの方ならほとんどお持ちかと思います。

ここでは、私があると便利だなぁと思った工具を紹介します。

実は、今年の21th真空管オーディオフェアではマルツ本店に立ち寄りました。とりあえずお目当てのパーツを拾い出しました。
今年は、日程的に余裕があったので、精算の前に、他にめぼしいパーツ類はないか、買い忘れのものはないか物色してい
ましたら、工具コーナーに行き着きました。

普段はあまり購入することもない工具類ですが、この際と思っていくつか購入してきました。早速使用してみると、すぐれもの
の工具達でした。やはり工具など道具がいいものがあるといい仕事ができます。
そんなわけで、あると便利な工具達を紹介します。

   
       ワイヤーストリッパー
まずトップバッターはワイヤーストリッパーです。
いままでは、ニッパーやナイフで被覆をはいていたのですが、
中の芯線まで切ってしまったりして失敗することがありました。
今回、この工具を使ってみたらとても便利だということがわか
りました。時間の短縮に結びつき、製作時間が短くなりました。
          
ストリッパーの部分が「真円」が売りのようです。AWG22程度
だと0.65mmφできれいに剥けます
以前、キット屋さんの店主日記にもこのワイヤーストリッパーが
あるといいですよとは紹介されていたのを記憶しています。
もう少し早く購入しておけば、SV−353の製作はもっと楽にで
きただろうなと思いました。達人の助言は聞くものですね。


 
   
     ハンドニブラー
今回購入してきた二つ目は、このハンドニブラーです。主に角
穴開けをするものです。

実はこの購入以前にひとつハンドニブラーは持っていて使って
はいましたが、どうしてもバリができたり穴開けした部分が反り
返ったりして、あまり使い勝手がよくありませんでした。
今回購入した刃先は
        

このようにきちんと直角になっています(上部の飛び出したところ)。 
これは、重宝しています。きちんときれいに切れます。
3        
      六角ナット回し
これは以前、キット屋さんの店主日記でも紹介されていた
ので、見つけたら即購入して使用しているものです。

これも優れものです。ラジオペンチでなどで締め付けるより
強力に締め上げることができます。また、スパナなどを回す
ことができないような狭い場所でも使用できるので重宝して
います。3mm・4mm・6mmの3本を用意してあります。 
 

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     幅76mm
     電動ベルトサンダー
 サンダーとしてもとても強力。スピーカークラフトをしていると
どうしても数mm程の誤差が出てしまいます。私のように板材
を手動でカットしている場合は特にそうです。このサンダーの
おかげでほとんど誤差の無い面ができます。
#60〜#100位のサンディングベルトを使います。仕上げは
#240位ですかね。面と面の交差するところが刃のようにな
ってくるととても気持ちのいいものです。
真空管アンプの木枠作りにも重宝しています。
本当はサンディングしなくても仕上げられる技が身につくといい
のですがねぇ・・・・