飯田の酒

品名

飯田の酒 喜久水(きくすい)純米原酒

価格

1,500円(4合びん)

売っているところ

飯田駅前やまきや 他、市内酒販店

  日本酒は濃いやつを味わって飲むのがいい。喜久水の純米原酒も、そんな飲り方にぴったりだ。

日本酒もウイスキーも加水して味を整える。日本酒はアルコール分約19%の所を15%前後まで落とすし、眠りから覚めたウィスキーはアルコール分が60%前後はあり、40〜45%程度に落とすという。加水することで、味はたしかに洗練されたものになるが、原酒が荒々しく賞味に耐えないということは、勿論ない。

 ウィスキーも日本酒も、ガブガブ飲む酒ではないのだから、むしろ濃いやつを味わって飲むのがいい。喜久水の純米原酒も、そんな飲り方にぴったりだ。

  井戸水ほどに軽く冷えた純米原酒を少しだけ口に含み、舌の上八畳敷きに伸ばしてやる。体温を得て拡がる含み香を、こんどは鼻腔の八畳敷きに逃がしてやる。そして最後は、待ちきれなくてうずうずしているのどの粘膜に流し込んでやる。首から上全部から、まるで立ち上るように香味がいっぱいに拡がっていく。

 *  喜久水には原酒のほかに、名水「さるくらの泉」仕込みの吟醸酒や数多くのラインナップがある。


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