黒糖饅頭
品名 |
一二三屋のお饅頭 (ひふみやのおまんじゅう) | ||||||
価格 | 10個入りお使いもの 850円 10個箱入り 900円 ほか、入り数各種 | ||||||
売っているところ |
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飯田では古くから親しまれてきた黒糖饅頭。甘すぎず風味豊か。これはひとつの、飯田の風物詩でもある。
飯田では古くから親しまれてきた黒糖饅頭。オシャレな和菓子が数多い飯田にあって、饅頭ひとすじ。加えて、どこへお土産に持っていっても掛け値なしに喜ばれる個性的な存在。甘すぎず風味豊か。オマケに1個付けてくれるし、何といっても、ちょっとレトロな雰囲気がいい。
それにしてもこんな田舎町で饅頭ひとすじ、一業を構えてしまうのだ。いったいどのくらいの数のひとがまんじゅうにぱくついているのだろう。そういえば、確かに何かあるとつい買ってきてしまう。これはもう、ほとんど習慣に近いものがある。
しっとりとしてふっくらした饅頭の皮は、黒砂糖のほのかな甘みと濃密な香りがある。これが、甘すぎないあんのあずきの香りと絶妙な調和を見せる。ふつう饅頭について語るとき、まずあんの自慢話をするけれど、部分がうまいというだけではもの足らない。このハーモニーは理屈抜きに納得してしまう。
その日に作ったものしか店頭にならばないということなので、その日のうちに食べてしまいたい。どこか景色のよいところで一休みして、しぶ〜いお茶でもすすりながら名物の饅頭にぱくつくのもわるくない。
毎年お盆のころになると、この饅頭を天ぷらにした天ぷら饅頭をよく見かけるようになる。これもひとつの、飯田の風物詩である。
お使いものの包装も味がある